Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

カイラリでの日常

2010-09-01 16:30:56 | インド
 カイラリリゾート内から外に出ても、周辺はこのようなやしの木が続いています。民家も村も徒歩圏内でありますが、なぜか?いつも皆さん、家に居ます。野犬なのか?飼い犬なのかわからない犬もうろうろしています。犬たちはけっこう飼い犬みたいですが、繋がれている犬は1匹しか見かけませんでした。自由・・・自由なのです。インドでは犬にかまれたら、要注意という話を聞いてましたが、犬が苦手ではない私としても、付いて来る犬(犬には好かれるので;)’Go away'とか言ってると、誰かが飛んできて、犬を追い払ってくれます。ヨガの先生が言ってましたが、インドでは野良犬であっても殺してはいけない習慣・信念があるので、実は大問題と怒ってました。

というのは、いつも街から30分くらいかけて、バイクで通っている先生は、以前、他のリゾートに通う途中、犬をはねてしまって、自分が擦り傷だらけになって、泥(道路は舗装されているところは稀ですから)だらけになって大変だったと語ってました。犬は・・・というと、無傷でヨガの犬のポーズでポ~~~~ンと跳ね飛ばされたものの、無事だったそうです。先生自身はバイクが転倒したので、傷だらけになったそうですが、「犬って、こんな時にも犬のポーズか・・・」と感心したんだとか。でも、これはインド社会の問題だと、珍しく力説していました。だったら・・・去勢すればいいんじゃないの?と私は普通に思います。そうすれば、いずれ数は減るでしょう。それにしても、デリーでもですが、有料の世界遺産の中にも犬は沢山居ました。暑さゆえ、犬の動きも緩慢でいつも昼寝状態だったので、私は嫌な想いをすることはなかったですが・・・。

                                         夕方になると、スモーキングマンと呼ばれている、ハウスキーピングのおじさんと、レストランのウェイターの子がセットで各コテージを回ってきます。カイラリリゾート内では、実は一度も鍵をかけませんでした。鍵をかけても、居ない間に、ハウスキーピング、クリーニング等、何度も人が出入りしているからです。

夕方には、この煙が黙々と出たモノを振り回して、各お部屋をいぶして回ります。これは蚊や害虫除けのハーブを燃やしているそうですが、トリートメントを終えて帰ってきた時に部屋が真っ白で、何事!!!と初めは、うろたえました。蚊取り線香に慣れている私は、ま~いい考えかと思います。部屋には電源に差し込む式の蚊取りアースみたいなものもありますが、やはりこの煙でいぶすことがとても、有効な気分になりました。ウェイターの子は、ハーブウォーターの新しいボトルを持ってきて、替えてくれます。これも、たまたま居合わせないと、わからないことでした。

その後で、クリーニングが出来上がると、別のハウスキーパーの人がノックします。不在だと、部屋の中のクローゼットの中にきちんと服がかけてあったのには、びっくり仰天しました。たたんでいいものはベッドの上に、しわになっては困るようなものはクローゼットの中のハンガーラックにきちんとかけてくれていました。ええっつ???この扉を開けたの???と最初はあまりの親切?に驚きましたが、インドは、違うのです。価値観や常識が・・・。個人主義は全く通用しないし、基本的に家族主義ですから、ゲストを家族とみなすと、ゲストのお部屋にもお世話をするためにはためらわずに入るし、クローゼットも開けて、しわにならないようにかけておくのが、マナーなんだと思いました。

実は、ドイツ人とかスイス人とかドイツ語圏の方、フランス人も、個人主義の国民性です。私は他のゲストと色々な話をすることが出来ましたが、あまりに頻繁にリゾートの人が部屋に出入りするので、部屋に居ても落ち着かない!放っておいて欲しい!ドアの外にランドリーも置いて欲しい、と切実に言ってました。しかし、彼らも大人です。というか、色々な国を旅行しているようなハイソな人々なので、「インドでは、こうなんだよね・・・」と力なさげに、あきらめていました。親切なんだよ、親切だから、言えない・・・って感じに。

このレンガの壁にお香を挿してあるのは、ヨガの先生、グルの提案です。彼はヨガのセッションの前、瞑想の前に必ずお香を焚いていますが、どこにつきさしてあるのか?と思ったら、壁に穴が開いていたから、ちょうどいいと思って、壁に挿してみた!と言ってました。なんか・・・灰が下に飛び散ってるんですけど・・・と指摘したら、笑ってました。

夕食前に、瞑想を1時間しましたが、ある時はマンツーマンだったので、キャンドルライト瞑想をしました。1本のキャンドルのフレームをず~~~~~~っと10分か15分見つめる瞑想です。以前も私は、なぜか?自分でやったことがありましたが、久しぶりです。グルが、何をそのフレームの中に観たか?と言ったので、「I saw Angel or Goddess in the flame of light,
I saw she was dancing in the flame」と観たとおりを言いました。すると、グル「Oh! You are wonderful!」となぜか?褒めてくれました。いつも光の中心にはエンジェルが羽をひろげて、踊ったり歌ったりしているように見えるのです。それが女神様のようにも見えます。

グルは、私のために毎朝やっている1時間のヨガを日本でも続けて欲しい!と、自分でPCに向かって、ヨガのテキストブックを私用に作ってくれました実は、ディーパック・チョプラ氏のヨガの本(写真付きで説明や効能付き)を持っていたので、日本語ですが、先生にはこれを持っているから、要らない!ってはっきりとお断りしました。でも・・・3日もかけて、夜なべして?作ってくれたみたいで、カイラリのマネージャーさんもコピー取りとかしたみたいで;なんか・・・凄いお世話になってしまいました。私が出席できる最後の朝のヨガクラスを欠席したのですが(毎朝、近所のコーランで4時に眼が覚めてしまうので、寝過ごしたわけです。)カイラリのマネージャーとグルから部屋に電話があり、「今朝はどうしたんだ?ヨガに来なかったけど、何かあったのか???」と・・・これにも・・・びっくり仰天しました。他にもゲストは沢山いますので、皆さんは来たり来なかったりします。でも、私が来ないと、何かあったのか?と心配なのか?と。。。私用にテキストブックを作ったから、夕方の瞑想クラスには来てね!という電話でした。

夕方の瞑想クラスで先生からテキストを受け取りましたが、挿絵入りのオリジナルヨガテキストは、大事にいい思い出として使わせていただきます。

朝食を食べにレストランに行くと、いつも一緒にヨガをやっていた仲良くなった他のゲストに「I miss you!!どうしてヨガに来なかったの?」と言われました。皆さん、この私を気にかけてくれていて、感謝です




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