ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『ケータイ刑事/銭形舞』#01

2019-05-12 12:00:12 | 刑事ドラマ2000年~







 
☆第1話『舞姫登場!~トップアイドル殺人事件~』

(2003.10.5.OA/脚本=林 誠人/演出=鈴木浩介)

2003年の10月~12月にBS-iチャンネルで放映された『ケータイ刑事』シリーズ第2弾(全13回)。前作『銭形愛』が宮崎あおい、そして本作『銭形舞』の主演に抜擢されたのが、撮影当時14歳の堀北真希。

以降、黒川芽以、夏帆、小出早織、大政絢、岡本あずさ、岡本杏理と、主演の新人女優たちが次々とブレイクを果たし、登竜門とも云われた30分ドラマのシリーズです。

前作に続いてヒロインの相棒刑事を演じるのは、山下真司さん。役名の「五代 潤」は『太陽にほえろ!』のスニーカー刑事そのまんま。ほか、鑑識課員の柴田役に金剛地武史さん、そして「謎の男」として佐藤二朗さんが時折現れますw

警視総監の孫娘だからという理由で、女子高生が警視正の階級、捜査権、逮捕権まで与えられちゃう荒唐無稽な設定と、謎解きをメインにしながらサイレント映画やミュージカル仕立て等、実験作も多い自由な作風は相変わらず。

この第1話はスタンダードな推理劇だけど、OPタイトルバックのダンスを振り付けたパパイヤ鈴木さんが、ほぼ本人のキャラクターで犯人を演じる茶目っ気を見せてくれます。

まぁしかし、何はともあれ、見所は堀北真希さんの可愛さに尽きます。好き嫌いが岐れるみたいだけど、私は好きですw 決して表情豊かとは言えないけど、当時14歳にしては演技スキルも高いと思います。

ちなみに、第1シリーズから第4シリーズまでのヒロインたち(宮崎あおい、堀北真希、黒川芽以、夏帆)は四姉妹という設定。以降のヒロインたちも従姉妹なんだとか。

運転手とか召し使いでもいいから、銭形家に入り浸りたいもんですw
 
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『ケータイ刑事/銭形愛』#04

2019-05-12 00:00:08 | 刑事ドラマ2000年~







 
☆第4話『お面でゴメン殺人事件』

(2002.10.27.OA/脚本=岡本貴也/監督=古鴈智之)

10~20年前の作品だと、現在の主演級俳優さんが単発ゲストで出演されてたりする、再発見の楽しさがありますね。この『銭形愛』第4話には、当時20歳の尾野真千子さんが出演されてました。

大学の演劇サークルの演出家が殺され、演劇部員たちに容疑が掛かるというストーリーで、オノマチさんはトップ女優で第一容疑者、という役どころ。

『ケータイ刑事』シリーズは自由な作風が特徴で、サイレント映画仕立てだったりミュージカル仕立てだったりと、回を追う毎に演出のお遊びがエスカレートして行くんだけど、この第4話はその先駆け。引きの画&長回しの舞台演劇仕立てで、しかも全編BGM無し!という徹底ぶり。

だけど宮崎あおいさんもオノマチさんも映像畑の女優さん(つまりオーバーアクトがたぶん苦手)なもんで、いまいち上手く行ってなかったように思いますw

それはともかく、オノマチさんは当時からオノマチさんやなぁ~っていう感想です。もちろん演技力は格段に進歩されてるでしょうけど、イメージは全然変わってない。

今でも少女みたいな雰囲気がありますよね。宮崎あおいさん程じゃないけどw
 
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