☆指令7『姿なき爆弾魔』(2006.5.22.OA/脚本=伊藤 崇/演出=藤尾 隆)
今回の指令は連続爆破事件の解明と容疑者の確保。黒幕は長谷川初範さん扮するセラピストで、カウンセリングに来た患者から復讐したい相手を聞き出し、時限爆弾を渡して犯行に及ぶのを高みの見物するという、筋金入りのサイコパス。
極秘捜査課の柊警部補(沢村一樹)が精神疾患の患者を装って潜入するんだけど、その芝居が後にNHKのコント番組『サラリーマンNEO』で披露される「セクスィ~部長」そっくりでw、当時はまだバリバリの二枚目俳優だった沢村さんの、お笑い志向やエロ男爵としての本性が垣間見えて面白いです。
ほか、メカニック担当の田所警部(渡辺いっけい)が造ったチューインガム型のプラスチック爆弾を、そうとは知らずに宮内警視正(柄本 明)が食べちゃうベッタベタのギャグシーンも、今やすっかり名優&重鎮扱いされてる柄本さんが、水を得た魚みたいに活き活きと演じておられて微笑ましいですw
こう書くと全編おちゃらけた話みたいだけど、極秘捜査課とは別ルートで黒幕の正体に迫るジャーナリストが爆弾で暗殺され、その部下だった女性記者が復讐に燃えるという、いかにも時代劇的なシリアス展開も盛り込まれ、クライマックスのアクションを盛り上げてくれます。
セクシー画像はその女性記者に扮したゲスト=宮本真希さん、出演当時28歳。元・宝塚歌劇団星組の娘役で、退団後は '99年公開の主演映画『おもちゃ』(深作欣二監督) におけるヌード&体当たり演技で注目され、2019年現在まで堅実にご活躍中。『科捜研の女』シリーズや『相棒』シリーズ等、刑事ドラマにも多数ゲスト出演されてます。
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