予告通り、しもべえの正体が明かされる最終回(第8話)で号泣しましたw
正直なところ、第4話あたりから7話までは観てませんm(_ _)m お年頃の女子が主人公だと避けられない事だけど、恋話の比重が大きくなって来ると私はもう、退屈で退屈で死にそうになっちゃう。
その相手役の男子がまた、私の眼から見れば一体どこが素敵なんだかさっぱり分かんないもんで、ほとんど拷問みたいな時間になっちゃう。ある程度は覚悟してたけど、予想以上に恋話がしつこかった!
世の女性たちがイケメンと恋話にしか興味を持たないって、テレビ屋さんたちが決めつけ過ぎてやしませんかねえ? 実は私と同じようにウンザリしてる女性視聴者も、意外と多いかも知れませんぜ? そうであって欲しいですよホントに。
さて、しもべえ(安田 顕)の正体ですが……
しもべえは、ユリナ(白石 聖)が赤ちゃんだった頃に失踪した、お父さんの分身でした。言わば生霊みたいなもの?
お父さんは末期癌でずっと病院のベッドで寝たきりで、ユリナを護りたいっていう強い気持ちが実体化したワケです。
けど、しもべえが活躍すればするほどお父さんの病状が悪化し、その寿命を縮めてることを知ったユリナは、独り立ちを決意し、しもべえに別れを告げます。
で、大学受験の当日、不良どもに絡まれてる女子高生(堀 未央奈)を見かけたユリナは、勇気を振り絞って彼女を助けます。いつかしもべえが助けてくれたように。
だけど足を挫いてしまい、このままじゃ大事な受験に間に合わない!
そこで、ずっと意識不明だったお父さんが目を覚まし、「もう無理はしないで」とすがるお母さん(矢田亜希子)に言うんです。
「ユリナのヒーローになりたいんだ」
お父さんの危篤を知って受験をやめようとするユリナに、お母さんは「行きなさい」と言う。そこにしもべえが現れて……
全力を出し切ったお父さんは静かに息を引き取り、同時にしもべえも……
お父さんの想いに報いるべく、痛い脚を引きずりながら受験会場に辿り着いたユリナは、もちろん合格を勝ち取ります。しかも、医学部! 女のび太がドラえもんを卒業した瞬間です。
これぞ王道! いや、こういうのが王道だったのは昔の話で、今の若い視聴者には逆に新鮮かも知れません。昨今は創り手側が照れてしまって、難病をネタに使うのは避けたりとか、話をもっと複雑にしたりとかしがちですからね。
だから私も、昭和の時代にこれを観たら照れ臭くて泣けなかったかも? 前回レビューした『ダマせない男』もしかり。時代が一巡し、昭和テイストのドラマが復活しつつあるのかも知れません。
安田顕さんの顔芸、白石聖さんの弾けた演技、途中飛ばしちゃったけど大いに楽しませて頂きました。
ところで今回、不良どもに絡まれる女子高生に扮した堀未央奈さん。元「乃木坂46」のメンバーで、ギョロ目がちよっと怖かったりするけど、素晴らしいお尻グラビアを発表されてるので掲載させて頂きます!
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