
カーラジオからジャズ 十二月八日 (昨年放送の俳句王国から)
昭和16年12月8日の真珠湾攻撃から67年目を迎えた。
そして終戦、誰もが貧しくて暗い世相であったが、
作者はラジオから流れる軽快なジャズのリズムから、
なにかしらの希望を見つけたのかもしれない。
今の時期はTVも新聞も「私は貝になりたい」式の戦犯ものばかり・・
もちろん戦争などやるべきではないが、
それにしても日本人のアイデンティティーはどこへいったのだろう。
”戦争を放棄すれば平和がやってくる”
いつまでも戦後インテリの原理主義そのままに日本の戦争責任を糾弾する報道に明け暮れ、
現状洞察力はあっても批判しかできない、具体的な提案もできない、
はたして彼らはこの幼稚な信条からいつ脱け出せるのかと思う。
百合が原の温室・・
なんという花でしょうか。
