公金を払い込むために、金融機関の窓口に行った。
その振込票は、4枚綴り。
1枚は、大阪府。
2枚目は、金融機関用
3枚目は、公金で支払われる機関向け領収書
4枚目は、払い込んだ本人用
窓口に行ったら、公金用の入金伝票(複写式2枚)を渡された。
そこに、本人名、電話番号、金額を記入する。
この伝教記入が全くの無駄。
何故、必要なのかと窓口の人に聞いたら、「複写された2枚目の控えを渡せるから」。
控えは、本来の伝票の4枚目にある。
伝票を増やすと、その後の金融機関の処理手続きが増えることになる。
根本から見直しが必要なフローと考える。
私なりの改善案はあるが、金融機関の人は無駄と思っていないのが、不思議。
もう一つは、別の金融機関のATM。
最初の画面が、広告画面になっている。
画面をタッチすると、本来の初期メニューになる。
このワンタッチが無駄。
更に、一度処理(例えば出金)が終わって、続けて処理(別口座の出金)をしようとすると、また、この広告画面になる。
初期メニューにするワンタッチが無駄である。
そもそも、この広告画面を誰が見るのか?
そんなことも考えないで作っていると考える。
誰が悪いかは、本部の企画担当者とその上司。
正確に、秒数は計っていないが、最低でも4秒は余計にかかることになる。
何故、4秒かかるかと言うと、次の画面にするには、ワンタッチするを読まないといけないから。
だから、無駄。
ATMメーカーが、喜ぶだけで、金融機関もお客様も誰も喜ばない。
(ATMの行列を短くすためには、窓口に相当するATM台数を増やす必要がある。また、1取引当たりの処理時間を短縮すると、窓口を少なくできる。根拠は、待ち行列理論。1取引の処理時間を短くすれば、1台ATMを減らせるかも知れない。お客様の待ち時間も短くなる)
ものごとには、法律をベースに効率的な取引をすれば良いはず。
現在行っている手続きは、法律に基づくものなのか、単にその金融機関の決まりなのかを理解する必要があるが、それを理解していない。
携帯電話やスマホの契約に行くと、沢山の書類を書かされる。
何故、この書類が必要なのかを聞いても、答えられない。
役所に行っても、何の法律に基づいて徴求しているのかを答えられない。
根拠も知らないで、事務処理をしている。
六法全書で調べると、役所の書類の根拠となるものは、全て書かれている。
本庁の役人が凄いところでもある。
地方職員のレベルを知っている。
役所の職員も、一般企業の従業員も、その仕事、手続きが必要なのか、その根拠を知らなければいけない。
考えて、仕事をしましょう。と言っても、勉強しないとそんなことも理解できないだろう。