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講師の教える力は、「難しいことを易しく教える」

2015-12-17 | ビジネス

今まで、色々な講師を見てきた。

悪い講師は、受講生がどれだけのレベルかを理解していない。

一方的に自分の知識で話して、終る感じ。

これでは、受講生の理解は難しい。

講師の俺は、色々と経験し、色々知っているだぞというスタンスは、駄目講師。

難しいことを易しく教える事ができるのが、良い講師と考えている。

受講生に理解させる力が本当の講師の力である。

 

私が、一番感心したのは、カメラ会社が開催しているカメラ教室の講師。

専門学校を優秀な成績で卒業し、有名な写真家に師事し、その有名な写真家に講師として推薦されてなっている、限られた人が講師として教えている。

カメラ教室には、若い人もいるが、60歳以上の定年退職者が多い。

中には、80歳代の人もいる。

カメラの知識がない人に、シャッタースピード、絞り、ISO感度を分かり易く教えている。

難しい事を、分かりやすく易しく教える力は、凄いと思った。

講師は、こうでなくてはいけないと気づかせて頂いた。

しかし、色々な研修の講師に、この手の人が少ないのが現状で、嘆かわしい限りである。