18日金曜日、橋下市長が退任した。
関西では、当日、翌日のメディアで大きく取り上げられました。
4年間の府長、4年間の市長。
淀んでいた大阪が変わりました。
橋下元市長に対し、好き嫌いがはっきりしていますが、政治家としての実行力はありました。
大阪では、自民党が霞んでしまいました。
大阪都構想に反対するため、組んではいけない相手と組んでしまった、アホな政治感覚が原因です。
共産党と組んでは、自民党を応援する人も離反します。
従って、大阪では、おおさか維新が強いのです。
安保関連法案に反対し、安倍首相を独裁者という共産党と組む感覚は、大阪の自民党が狂っていると言えます。
反維新という狼煙(のろし)での共闘は、政党の体をなしていませんでした。
また、反維新の自民党が提案した会議体も実行力が発揮できませんでした。
実行力がなく、抽象的な政治家は、大阪では嫌われます。
「ええかっこしい」では、あきません。
この週末、メディアは、橋下元市長の実績を評価しています。
無駄を提案した元関市長もいましたが、実行できませんでした。
メディアの取り上げ方も、大阪市民は橋下元市長の引退を残念がっている人が多い様に放送していました。
昨日、安倍首相と会見しておりました。
橋下元市長の、新たな政治(衆議院議員等)の世界への旅立ちを、期待しております。