舛添都知事の定例会見が、14時から放送されている。
その会見の内容のアホさが露呈した。
「公正なる第三者の専門家の厳しい目で精査(調査)して頂く」としか答えていない。
専門家とは、どうやら弁護士による調査と言っていました。
弁護士が何を調査するのか?が不明です。
厳しい目とは、抽象的で何を言っているのか分りません。
法律に照らしてと言う意味と判断します。
(5月21日のニュースでは、政治資金規正法に精通した弁護士となっていました。舛添さんに、「精通していないのですか?」という質問に対しては、「知っています」と回答していました。精通とは言っていないので、もう、ご本人も不正をしたことを認識していると推測できます。精通していると回答した途端、法律用語の悪意(
となるからです。)
「このホテルでは、出馬するかどうか会議をした」と、第三者の弁護士に答えるのは、舛添知事本人。
それを聞いて、自分が雇った弁護士に、厳しく精査して貰うとは、どういうことなのか?
多分、「これを会議費として申請したら、政治資金規正法上OUT(罪になる)ですよ。」という助言を、弁護士から聞くための相談会議が精査ではないのでしょうか?
保身のための精査と考えます。
都民に不明な点を明確にする精査でないことは、ロジカルに考えればわかります。
何も、不正をしていなければ、堂々と、個々の明細とその根拠を記者会見で言えば良い話と考えます。
いまや、それができない状況になったと判断できます。
記者会見の説明理由がアホすぎです。
つまり、この人は、東大卒で、頭が良いと言われていましたが、こういう状況での受け答えで、ロジカルな対応ができないと言う点では、本当には頭が良くないと言えます。
また、1週間経っても、未だ、引き受ける弁護士が表れないことから、人望のなさを露呈しているかと考えます。
本当に心配する人がいれば、誰かが直ぐに手を挙げてくれるはずです。
今日の会見の実質の中身は、次の通りと推測します。
「私は、公私混同をし、自宅の住居費、飲食代、美術品購入をしておりましたので、今は、ロジカルに説明できません。
公的資金も不正運用しておりましたので、今は、ロジカルに説明できません。
これらの行為が、罪にならないかどうかを、弁護士に会い、その影響度(起訴される)を弁護士と相談した上で、発表できる範囲の内容のみ、皆様に明らかにし、その後、影響度により、進退も明らかにします。
辞任すると決定した時には、個別の詳細には、回答しません。」
と言っているようにしか、聞こえませんでした。
質問者は、「奥様は、政治団体の人になりますか?」に対して、「妻は、家族です。」
おいおい、質問にも真面に回答できないと言う意味で、アホです。
多分、「妻は、家族であります。
実は、今日(5月20日)の会見では、妻は家族といいましたが、妻は政治団体の役員でもあります。妻との会話は、政治活動に関するものであったので、会議費に計上しました。
申し訳ありませんでした。」
と、後日、言い訳にする時のための前振りの答弁だったかと考えます。
浅野元知事もTVで同じコメントをしておりました。
今迄、見たことのない、アホな会見で、呆れました。
閑話:
関西の「アホ」は、東京で言う「バカ」です。
東京で、「おまえ、バカだな」と言えば、アホの意味ではありません。
「今回、バカなことをしたな」という意味合いです。
関西は、「自分(英語のYouです)、アホやな」と言えば、東京の「バカだな」にあたります。
私も関西が永くなりましたので、この関西弁の「アホ」を使っています。
因みに、関西で「バカ」と言えば、東京で言う「アホ」です。
関西で、東京のように「バカだな」と言うと、喧嘩になります。
休題:
気付いた点:
・橋下元知事の記者会見では、司会者が取り仕切って、質問者を選定していましたが、舛添知事は、自分で選んでいました。
・毎日放送の自己紹介を始めたら(知ったら)、その記者の前の人と言って、別の人に質問者を替えたりしていました。 → 質問者に対して逃げたと見えました。
毎日放送の人が、「弁護士がグレーだったら、知事を辞められますか?」という質問に対して、「真摯に反省したいと思います」と回答。
つまり、反省はするけれど、辞任しないと言っています。この回答に対しては、「辞任しないということですね」と確認して欲しかった。