目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

赤穂浪士の討ち入り

2016-12-14 | 映画

今日、12月14日は、赤穂浪士が、吉良上野介を討ち入りした日である。

正確には、元禄15年12月14日(1703年1月30日)深夜に、旧主浅野長矩の仇である高家吉良義央の屋敷に討ち入り、吉良義央および家人を殺害した(赤穂事件)。

元赤穂藩士大石良雄以下47人の武士が、討ち入りした。

今年も、この時期に赤穂浪士の映画が放送された。

東映が1961年に製作した「赤穂浪士」である。

錚錚(そうそう)たる俳優が出演しているので、圧巻である。

 

赤穂浪士の討ち入りのあらすじは、ほとんどの人は知っている。

また、私も小説で色々と読んでおります。

・大仏次郎「赤穂浪士」

・海音寺潮五郎『赤穂義士』

・池宮彰一郎「四十七人の刺客」

・池波正太郎「堀部安兵衛」などがある。

 

シナリオにする時は、どこを撮んで映像にするかで、異なった印象を作ることができます。

外せないのは、松の廊下の刃傷、切腹と辞世の句、大石内蔵助の昼行灯と討ち入りである。

大石内蔵助と吉良上野介の人物像をどう描くかである。

 

1961年の「赤穂浪士」は、一度は見ておくべき映画かと考えます。

 

追記:

品川駅あたりで時間が有ったら、是非、泉岳寺を訪れることをおすすめします。

四十八士のお墓があります。

今日は、泉岳寺で、赤穂義士祭が行われます。

http://www.gotokyo.org/jp/tourists/topics_event/topics/121126/topics.html

泉岳寺の浅野長矩墓および赤穂義士墓については、ここを参照:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%89%E5%B2%B3%E5%AF%BA


「紙の月」のありえない手口

2016-12-14 | ブログ

映画「紙の月」は、正社員になった個人顧客担当営業が、顧客のお金をネコババする話。

金融機関のコンサルタントとして働いていたものからすると、有り得ない話が多い。

1.証書をプリンターで印刷する。

 映画では、本物の証書を持ち帰り、家で複製していました。

 複写した証書をプリンターで印刷し、それをカット。

 更に、プリントゴッコで作成した銀行印を上から印刷する。

 → ・現物は、役席が確認し、金庫室に格納しますので、家には持ち帰れない。

    ・本物の紙質に合わせるのが難しい。その手の紙は個人で入手できない。

    ・プリンターの印刷では、精度の高い印刷はできない。背景の細かい線は潰れてしまう。

    ・コピーすると、複製の文字が浮き出て、単純には複製できない

2.預かり証の作成

  映画では、本物を持ち帰り、家で複製していました。

 → ・現物は、役席が確認して金庫室に格納しますので、家には持ち帰れない。

    ・複写式の預かり証を作成する紙は、個人で入手できない。

3.お客様から依頼を受けた預金の引き出しで、その一部しか渡さないで誤魔化す。

 → ・引き出したら、前の証書から、新しい証書になるので、それを渡さないと取引は完了したことにならない。顧客は、古い証書と新しい証書が渡されないと確認できないので、気付くはず。

   ・通帳なら、定期性の預金でも引出の記録が通帳に記載されるので、通帳で確認できる。

   ・普通預金から引き出したとしても、通帳は一緒に渡すので、顧客はそれで確認できる。

4.書損の現物チェックが行われていなかった。

 → ・書損の現物は、定期的にチェックするようになっています。銀行によりますが、1ケ月に1回は実施します。

   ・担当者だけでなく、役席の人もチェックします。

  ・役席によっては、毎日チェックする人もおります。

 

金融機関は、行員によるいくつもの不正事件を経験しているので、単純な不正は起きない仕組みになっています。

この作品でもベースになっているのは、お金持ちの年よりをターゲットにしている点です。

お年寄りに親切に接する営業担当者だと、顧客が善意に接し、ネコババされていても誤魔化されるかも知れないと言う点があります。

また、痴ほう症の老人だと、頼んだことも忘れてしまいます。

この作品は、この点をベースにしております。

 

老人の成年後見制度(成年後見人)を利用する制度がありますが、最近は、この後見人が、現金をネコババする事件が散見されます。

被害者が、被害を認識していないことを狙っています。

 

年取ったら、年金みたいに、毎月定額受け取れる制度を利用すると良いかと考えますが、後見人が悪意だと、何でもできてしまいます。

後見人になる人には、後見人預金が、ある残高以上あって、その預金に質権を設定するぐらいの制度が必要かとも考えます。


リニア新幹線

2016-12-14 | 鉄道

「大鹿村騒動記」の映画を見た。

この映画の中で、この村をリニア新幹線が通るということが分かった。

私の認識では、もう少し南側を通ると思い込んでいました。

 

路線図の詳細は、ここを参照:

タイトル:中央新幹線(JR東海)

http://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/

タイトル:中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書のあらまし』(JR東海、平成25年9月18日)

http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000019526.pdf

タイトル:リニア中央新幹線 詳細ルート地図 2013/09/18発表 - Google

https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=10GP1jryWDI56hpnLjxRs-65wIIU&hl=en_US&ll=35.399190965722695%2C138.29688549041748&z=7

タイトル:リニア詳細、全ルート・6駅の位置が明らかに

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20130918/632629/

タイトル:リニアの駅とルート・最終案の地図

http://japonyol.net/editor/article/linear-shinkansen.html

俯瞰(ふかん)して見ると、岐阜県までは、ほぼ、真西に行く路線となっています。

2027年に東京ー名古屋間が開通予定です。

 

また、この大鹿村では、中央構造線の地質が見える様である。

http://www.osk.janis.or.jp/~mtl-muse/

いづれ、訪れて見たい場所となりました。