古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

田舎に暮らしているのだから、直接体験を大事にして生きます。

2012年10月29日 06時07分50秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 土曜日にもらった渋柿は100個以上ありました。道子さんは夜なべ仕事に皮を剥き、小屋の軒下に吊るしました。(小屋をつくるとき、この軒下は80センチ屋根を出しました。軒が低いし深いので、吹き降りでないかぎり雨は大丈夫です)しばらく「干し柿暖簾」をくぐって小屋に出入りします。
「辻井伸行さんのコンサートのチケットをゲット」とブログに書いたら、アメリカから「よかったね」とコメントがあり、びっくり。で、投稿者の名前をクリックしたら『辻井伸行ファンクラブ』の英語版が出てきました。日本語はそのままの文と英訳がついています。
 ハハーン。そうか。《 辻井伸行 》という名前が出たら、このサイトに情報が集まるようになってるのか。あらためて情報世界の凄さを実感しました。Facebook だか Twitter とかも繫がってて、見ず知らずの人とどんどんつながるんだ。
 でも、だからといって、情報社会の「前途洋洋」を感じたのではありません。むしろ「ぼくはもう歳だし、そんなモノに首を突っ込みたくない。このブログまでで止まろう」とあらためて思いました。
 ぼくたちの日々は直接体験で得る情報が極端に少なくなり、さまざまなレベルで情報が入ってきます。でも生れたばかりの赤ちゃんは直接体験のみで生きています。田舎に暮らすとなれば、その《直接体験》が中心の生活になるはずです。畑では、土を耕し、種を播き、収穫し、草を刈る。裏山では、竹を切り、木を植え、剪定し、草花を植える。小屋で木を削り、磨き、家具を作る。どれも直接モノにさわる仕事です。村の人とは、軽トラで出掛け、来てもらい、顔を合わせてしゃべる。メールは皆無だし、電話もめったにしません。
 しかし情報化社会では、直接顔を合わせてしゃべるとか、モノに手を加えて自分でつくることが少なく、携帯電話とお金で間に合ってしまうことが多い。
 そんな風潮に流されない田舎暮らしをしようと思いました。
コメント (2)
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