古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

シモンの天ぷらは「上品な」味がします。

2012年11月08日 04時13分33秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 夕方、うちの畑の横の田んぼでは、営農組合に入っている村の人たちが黒大豆の「葉落とし」をしています。きのうは朝から一日中この作業をしておられました。足腰の疲れは想像を越えます。12月初旬の早期出荷のためにはいま葉を落とし、乾燥を早め、脱穀選別するしかありません。時期が遅れると価格が「ぐーん」と下がる仕組みになっているのです。「ご苦労さま」と声を掛けるしかできないのがつらい。
 シモン一号芋の葉はシモン茶にして毎日飲んでます。体調がいいような感じ。茎は佃煮風にするとキャラブキみたいに美味しい。箸がすすみます。シモン茶も佃煮風の茎も今年はじめて試しました。どちらも「まあまあ」でなく「エクセレント!」。クセになりそうです。
 シモン茶は自家製がなくなれば市販されているのでそれを飲めばいい。しかし佃煮風の茎は自家製しかないので、きのうは残り5株のシモンの茎を二人でせっせと収穫しました。ハサミでツルから切り離しながら、思い出すのはあの動物の乱暴狼藉。
 7月にツルを切って「千鳥」に植えたシモンは17株。日に日に盛りあがるように繁り、「シモンは大収穫になる!」とほくほくでした。それが8月19日のブログに書きましたように無残にも全滅しました。あれが無事に育っていたら……。
 きのうは道子さんがシモンを天ぷらにしました。「ああ、この味だ」。ほのかな甘味の「上品な」味。シモンの天ぷらでしか味わえません。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする