古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

おばあさんはイチゴを植え替え、おじいさんは……。

2012年11月21日 01時44分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 先日三木市老人会の『細川町ウォーク』に参加しましたが、そのときに「三坂神社」境内で『連理』(れんり)を見ました。どんなものか説明が書いてありました。「ミサカジンジャ」という名前の神社は三木にはほかにもあるのですが「豊地」の三坂神社です。説明の掲示を写します。

             アラカシの連理
    このアラカシには、大きなリンク状の「連理」が見られる。
    1本の枝が幹と合体し、木目が通じ合ったようすを連理と
    いう。夫婦や男女の深く睦まじい契りのたとえで吉兆とさ 
    れる。……。

 このアラカシの木は右の幹と横に伸びた左の幹の間、中央にもう1本の幹があります。その幹と右の幹が直径50センチ以上の太い枝でくっついているのです。その枝で木目が通じているそうです。わかりにくいですが、中央上に写っています。韓流ドラマの題になったりして、よく知られている現象なのでしょうか。
 秋植えのジャガイモを掘ってみました。「秋ジャガ」は数は少なくて大きいのですがもう十分。
 さて、おばあさんはイチゴを植え替えました。畝は9月につくってマルチをかけておきました。そこに元肥を入れて耕運し、割り肥を入れて畝を整えました。イチゴを本植えするのです。ただしマルチはかけません。おいしいイチゴを実らせるために、<苗は冬の寒さに耐えてもらう>のが「我が家流」です。
 おじいさんは今年最後の草刈りに精を出しました。一番広い南の土手を刈りましたが、エンジンを掛けた草刈機を肩に掛けているのですから、足場の上では慎重にバランスをとらねばなりません。この冬には足場を補強して動きやすくします。
 電気柵は、電池はまだ十分かテスターで調べ、草が電線にふれていないか、電線が碍子(がいし)から外れていないか、ゆるんでいないか、毎日見てまわります。そのたびに「電気柵はありがたいなー」と思います。この柵のおかげでイノシシが来ようがアライグマが来ようが猫が来ようが狐が来ようが狸が来ようが大丈夫。
 ああ、なんとこころやすらかでしょう。
    
コメント
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