
5年くらい前に裏山に植えた桜(ソメイヨシノ)が満開です。満開になったら写真をアップしようとうずうず待っていました。「こんな苗木みたいな桜か」と思われるでしょうね。でも去年まで一つも花の咲かなかった桜がこんなに咲いたので、ぼくはとてもうれしいのです。
向こうに花見台が写っています。座卓は脚を継いでイスですわれるようにしています。あと5年もすれば桜が太くなり、見ごたえのある「花見」ができるでしょう。「もうちょっと生きればもっといい花見ができるな」。

こちらはオオデマリの蕾です。
家の窓から裏山を眺めるとオオデマリは目の前で、どうしても目に入り、枝ぶりが気になります。そこで3本立ちの一本を切ってしまい、さらに小枝を強剪定しました。すると前の年は一輪だけ咲いたのに、去年は花をつけませんでした。「去年咲かなかった。あの剪定がわるかったか」と気になっていました。
ところが今年は写真のような花芽がびっしり。「こりゃ、いっぱい咲くぞ!」とうれしさが込みあげます。
この頃「オレはこんなに <花好き> だったかなー」と77年生きてきた人生を振り返ることがあります。オレが何をしようと、何と思おうと、花は毎年毎年、咲いていたんですねー。