古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「魚の棚」に買い物に行きました。

2019年10月01日 23時44分01秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝の食卓で「明石の魚の棚に買い物に行こう」という話になりました。

 昼前の魚の棚は、人出が少なく、ゆったり買い物ができました。太刀魚の季節です。いろいろ買ってたらお昼。やっぱり明石焼きにしました。

 魚の棚に買い物に来たのは数年ぶりです。三木に移り住んだ頃は〈イカナゴの季節〉や〈年の暮れ〉には来ていました。しかし近くのスーパーでも買い物ができるのでだんだん間遠になっていました。
 品物を見てまわると、やっぱり魚は魚の棚がいい。新鮮なモノが安い。
 そんなに来る機会はないでしょうが、ときには頑張ってみたいと思いました。

 さて、誘蛾灯と蛾のお話です。快調にとれています。朝には刷毛で掃除しています。
 ところでこんな大きな蛾が、誘蛾灯の近くにとまっています。はじめて見ました。

 なんとなく気味がわるく、棒で追っ払おうとしたり、ワルサをするだろうから潰しておこう、と思っていました。道子さんがスマホで調べてみたら、これは『山繭』(やままゆ)という蛾です。
 幼虫も大きく、緑色の繭をつくってサナギになります。その繭は蚕(かいこ)の繭と同じ絹糸になり、その絹糸で織った織物は「天蚕」として珍重されます。
 幼虫はクヌギやコナラの朽ちた葉を食べて生長します。誘蛾灯を見て、山から飛んできたのでしょうか。蛾になってからは口は退化して何も食べず、子孫を残して一週間ほどで死にます。
 朝、山繭が何匹も誘蛾灯のそばのネットにとまっています。これからはそっとそのままにしてあげます。
 山繭さん、ごめんなさい。知らなくて、嫌な気持ちで見てしまい、すみませんでした。
 
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毎日2回、アイシングをしています。

2019年10月01日 00時58分21秒 | 古希からの田舎暮らし
 手術のあと2カ月は、一日3回毎食後に「アイシングとリハビリ体操」をしていました。2カ月が過ぎて、「人工関節膝」の経過は順調です。「もういいでしょう」と「アイシングをやめました」。お医者さんも「いいでしょう。動いた後にアイシングするといい」。
 ヤッター! 膝まわりに、「コップ型氷」を、こすり付けなくていい。「冷たいのを我慢する」時間がなくなる。
 と、よろこびました。
 ところが、食事が終わって「なんとなく、けじめのつかないような、ものたりないような、たよりないような」時間ができてしまう。2カ月間真面目にやったアイシングがなつかしくなる。
 ヘンな話ですが、あの、いやなアイシングを、自ら進んで「やろう」という気になりました。
 毎日一回やるとして、昼食後にとることにしました。
 いざやってみると、一回では、どうもたよりない。2回やろう。
 ということで、いまは朝食後と昼食後に、アイシング・リハビリ体操をしています。
 アイシングのあとは朝寝・昼寝です。これで生活のリズムがととのう気がします。
 3カ月目の10月24日まではつづけます。そのあとは、また考えます。

 毎朝、蛾をたのしみに早起きします。まだ暗いうちに起きて「明るくなったら畑の誘蛾灯を見に行こう」と待ちます。今日もワクワク。二つの誘蛾灯はどれくらい頑張ったか。
 待ちかねて、6時過ぎには行って見ます。
 大豆畑も黒豆畑も、誘蛾灯にビッシリ蛾がはり付いています。写真に撮って「よく働いたな」と誘蛾灯をほめます。
 きのうも写真を撮りました。どう撮っても同じような写真になります。アップしないでおきます。
 しかし、大豆や黒豆のサヤに「ワルサ」する蛾がこれほど捕殺できるなんて。
 道子さんが小豆をつくっていたときは、小豆の樹のそばで、蝉取り網を振りまわしていました。アズキノメイガというワルサする蛾が、例外なくどのサヤにも卵を生みつける。ムシ食いにならないサヤはない。「なんとか蛾をやっつけよう」とほんとに頑張っていました。
 そんな蛾をひと晩で何百匹とやっつけてくれるのです。しかも毎晩。こんなうれしいことは人生でもめったにない。誘蛾灯は実に立派な仕事をしてくれます。
 毎朝のワクワクは、大豆/黒豆の枝豆/の収穫がおわるまでつづくでしょう。うれしいな。
 
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