古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

また畝間潅水をしました。

2010年08月19日 01時57分22秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 畑はまだカラカラでなく、少し掘ると土は湿っています。しかし、雨は当分期待できそうにありません。大豆・黒大豆ともに花の時期なので二、三日早く畝間潅水することにして、パイプ(大)の栓を全開しました。勢いよく水が出て畝間を走ります。一時間弱で畑全体の畝間に水が行きわたりました。
 写真は朝日の当たる黒大豆の東西のうねと南北の大豆のうねです。前日の夕方、12時間前には畑全体の畝間が10センチ前後水につかりましたが、すぐに水を抜いたので水たまりはどこにもありません。畝間を歩けば少し長靴のめり込むところはありますが、5センチも沈んで足をとられるところはありません。大豆・黒大豆ともうねの上は水につかっていません。ちょうどいい状態です。これで六日くらいは潅水しなくても大丈夫でしょう。ほっとしました。
 きのうは夕方畑で胡麻の畝のカメムシを捕殺しながら「ああ、カナカナ蝉でなくツクツクホーシが鳴くようになったな」と意識しました。暑さはまだ頑張っていますが夏はもうすぐおわりますね。
 いま胡麻についているミドリカメムシはほとんど全部がつがいになっています。それを手袋をはめた指で葉といっしょにはさんで潰します。でも臭いはいやだからと潰す力を加減すると下に落ちて逃げます。カメムシは胡麻の汁を吸うようで捕殺するしかありません。
 スズメがよく畑に来ていています。ぼくらが畑に入っていくと飛び立ちます。どこに来ているのか注意していると、どうやら大豆の畝、胡麻の畝に来ているようです。今年は大豆を間隔を空けて苗植えしました。だからスズメにしてみれば大豆のムシを見つけて食べやすいのでしょう。胡麻のカメムシも見えたら食べてくれるし、よく働いてくれています。
 畝間潅水をすると畝間の草も勢いよく伸びます。これが絶好のムシの住みかになるので刈ったり削ったりに手をとられます。土手の草を刈っているとバッタやコオロギがぞろぞろ逃げていきます。「こいつら全部ベジタリアンで、野菜を食べるんだなー」とため息が出ます。道子さんはアセビを煎じてヌカをこねて硼酸団子をつくり、草むらに投入れてコオロギに供しています。よく食べてくれるといいます。
 畑仕事は休みなくつづきます。
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