前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

前々から思っていたこと・・・

2010-02-17 12:31:41 | クラシック音楽
ずいぶん前から思っていたのですが、
なかなか「声」に出して言い辛いことがありまして・・・。


クラシック音楽の名曲・傑作は膨大にあるので、
当然その全てを聴いているわけではありません。
私の場合、かなり好みに偏りがあるので
お恥ずかしいのですが「え?この傑作を聴いたことがないの!」
というのも少なくありません。


特に、オペラ・歌曲の分野はほとんど手をつけていません。
自然と耳に入ってくる曲もありますが、
積極的にCDも買ってないですし、演奏の良し悪しもわかりません。

いわば「聴かず嫌い」(嫌いというわけではないですが・・・)です。
まあ、いずれ聴くでしょう。たぶん。



主流はやはり交響曲などの器楽曲ですが、その中にも、
何度も聴いているにもかかわらずどうも好きになれない、
というか魅力を感じない、という「傑作」があります。


こんなことを言うと、
「貴様それでもクラシックファンか!歯を食いしばれ!!」
と鬼軍曹?からビンタが飛んできそうで怖いのですが・・・。

それは次の2曲です。

  ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調 『英雄』
  シューベルト 交響曲第8番ロ短調 『未完成』


いずれも音楽史に燦然と輝く「傑作」ですけど
『未完成』については若干の"言い訳"が可能です。
だって「未完成」なのですから・・・。
ただ、この曲に限らずシューベルト自体、あまり好みでないというか。

ピアニストのグレン・グールドがある対談映像でシューベルトを
「無口な作曲家」(曲が"無口"という意味)と表現していましたが
なんか、すご~くよくわかる気がします。



ただ『英雄』の方は、とても言い訳ができないです。
交響曲の可能性を飛躍させた、革命的な作品(らしい)ですから。
生演奏でも、多分4、5回は聴いていると思いますが
まあなんというか・・・。う~ん。


クラシックファンでない方には、あまりピンとこないかもしれませんが、
両曲がお好きな方からは是非ご意見を伺いたいです。
(ビンタは勘弁して下さい)