前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

中山康樹 『マイルスの夏、1969年』

2010-02-25 21:59:13 | 
中山康樹さんの『マイルスの夏、1969年』を読みました。
マイルスとはジャズ・トランペッターのマイルス・デイヴィスのことです。


ジャズについてはほとんど知りません。
CDは、ビル・エヴァンスとマイルス・デイヴィスのものを
数枚持っている程度です。

最初にビル・エヴァンスのCDを買ったのはかなり前のことです。
クロノス・カルテットという現代音楽専門の弦楽四重奏団が演奏しており、
あくまでも「現代音楽」の一種として買いました。


マイルスのCDを聴いたのはTV番組がきっかけです。
2~3年前にNHK教育「私のこだわり人物伝」で紹介されて
興味を持ちました。
その時のナビゲーター、菊地成孔さんの著書なども読み
まず買ったのが『Kind of Blue』です。
(菊地成孔さんについては別の機会にアップしたいと思っています)



『マイルスの夏、1969年』は、『Kind of Blue』と双璧をなす
傑作アルバム『ビッチェズ・ブリュー(Bitches Brew)』が
誕生するまでの軌跡を追った著書です。
(私に"傑作"かどうかを判断する能力はありません)


といっても、どのような内容かよくわからないと思います。
私にもよくわかりません。
数々の有名ミュージシャンの名前が挙がってきますが、
どの位凄い人たちなのか皆目見当もつきません。

ただ、周りにいるミュージシャン達にも予想のつかない、
マイルス自身の頭の中にだけあった「完成形」に向けて
メンバーを厳選し周到な準備をした上でレコーディングに
望んでいく様子は、とてもスリリングでした。



言いたいことは他にもあるのですがうまくまとめ切れません。



本にあわせて『ビッチェズ・ブリュー』も買って聴いています。
その感想はまた後日・・・。
コメント
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