「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」で
ピアニスト・広瀬悦子さんの演奏を聴いてきました。
今年のラ・フォル・ジュルネはショパン中心ですが、
アルカンの曲が聴きたくて、このプログラムを選びました。
(広瀬さんのことは正直知りませんでした)
広瀬悦子さんは、1999年のアルゲリッチ国際コンクールで優勝。
日本人(というか女性)としては珍しい、ヴィルトゥオーゾだそうです。
いやはや、驚きました。何って曲と演奏に。
ショパンの作品3曲、フィールドが2曲、
そしてアルカンの作品は以下の3曲です。
・練習曲ニ短調『鉄道』
・風(「悲愴趣味の3つの小品」第2曲)
・イソップの饗宴(「すべての短調による12の練習曲」第12番)
練習曲『鉄道』はCDを持っているので知っています。
機関車が疾走する様を描いた、超絶技巧曲です。
広瀬さんは見た目とても綺麗な方で、どんな演奏をするのかな
と思っていると、この曲をいとも簡単?に弾きこなします。
(私の席からは手の動きは見えませんでしたが、表情はよく見えました。
必死に、というより楽しげに弾いているように思えました。)
アルカンの他2曲は初めて聴く曲でしたが、これもまあ、とんでもない曲でした。
特に「イソップの饗宴」!!
ちょっと言葉では説明できない曲ですね。
超絶技巧といっても、アルカンのそれはリストとはちょっと違います。
(ちょっと狂っている感じ・・・?)
こういう作品を演奏会で取り上げるところが、
ヴィルトゥオーゾ・ピアニストたる所以でしょうか。
ヴィルトゥオーゾ・ピアニストといえば、
私の大好きなピアニスト、ホルヘ・ボレットもそうですが、
"正統派"からすると"ゲテモノ"扱いされるような曲を取り上げています。
リスト編曲の「タンホイザー序曲」など、その最たるものでしょうか。
でも、極限まで技巧と美音を追求したような演奏が私はとても好きです。
広瀬さんにも同じような"凄さ""妖しさ"を感じました(ドゥエンデが宿った?ような)。
(ショパンの演奏についてはどうなのか-正統派か否か-わかりませんが)
私にとっては「大ホームラン」、大当たりの演奏会でした。
滅多にしないのですがCDを買ってサインを貰ってしまいました。
ピアニスト・広瀬悦子さんの演奏を聴いてきました。
今年のラ・フォル・ジュルネはショパン中心ですが、
アルカンの曲が聴きたくて、このプログラムを選びました。
(広瀬さんのことは正直知りませんでした)
広瀬悦子さんは、1999年のアルゲリッチ国際コンクールで優勝。
日本人(というか女性)としては珍しい、ヴィルトゥオーゾだそうです。
いやはや、驚きました。何って曲と演奏に。
ショパンの作品3曲、フィールドが2曲、
そしてアルカンの作品は以下の3曲です。
・練習曲ニ短調『鉄道』
・風(「悲愴趣味の3つの小品」第2曲)
・イソップの饗宴(「すべての短調による12の練習曲」第12番)
練習曲『鉄道』はCDを持っているので知っています。
機関車が疾走する様を描いた、超絶技巧曲です。
広瀬さんは見た目とても綺麗な方で、どんな演奏をするのかな
と思っていると、この曲をいとも簡単?に弾きこなします。
(私の席からは手の動きは見えませんでしたが、表情はよく見えました。
必死に、というより楽しげに弾いているように思えました。)
アルカンの他2曲は初めて聴く曲でしたが、これもまあ、とんでもない曲でした。
特に「イソップの饗宴」!!
ちょっと言葉では説明できない曲ですね。
超絶技巧といっても、アルカンのそれはリストとはちょっと違います。
(ちょっと狂っている感じ・・・?)
こういう作品を演奏会で取り上げるところが、
ヴィルトゥオーゾ・ピアニストたる所以でしょうか。
ヴィルトゥオーゾ・ピアニストといえば、
私の大好きなピアニスト、ホルヘ・ボレットもそうですが、
"正統派"からすると"ゲテモノ"扱いされるような曲を取り上げています。
リスト編曲の「タンホイザー序曲」など、その最たるものでしょうか。
でも、極限まで技巧と美音を追求したような演奏が私はとても好きです。
広瀬さんにも同じような"凄さ""妖しさ"を感じました(ドゥエンデが宿った?ような)。
(ショパンの演奏についてはどうなのか-正統派か否か-わかりませんが)
私にとっては「大ホームラン」、大当たりの演奏会でした。
滅多にしないのですがCDを買ってサインを貰ってしまいました。