前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

はいどん少年 ただ今修行中

2010-05-16 16:18:20 | はいどん君



ブルックナーさんの曲は、演奏に1時間以上かかるそうです。

演奏者もお殿様のオーケストラの3倍くらいいました。

見たことのない楽器もありましたよ。
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N響定期 ブルックナー 交響曲第7番ホ長調

2010-05-16 14:28:46 | NHK交響楽団
N響定期で、ブルックナーの交響曲第7番ホ長調を
聴いてきました。

指揮は今年からN響の正指揮者に就任した尾高忠明さんです。

ブルックナーを生で聴くのは久しぶりです。
尾高さんは2007年にもN響でブルックナーの8番を指揮していますが、
その時の演奏をTVで観て「いい演奏だなあ」と思っていたので
今回の演奏を楽しみにしていました。


とてもいい演奏でした。


ブルックナーに関しては"熱狂的な信者"と呼ぶべき人がいますが、
私はそこまでではありません。

指揮者が奇を衒うことなく、真っ直ぐにブルックナーへの想いを表現し
その熱い想いにオーケストラが応えてくれれば、
自ずと素晴らしい演奏になる・・・それがブルックナーの曲だと思います。

細かい"解釈"や"テンポ"の違いなど飲み込んでしまう、巨大な作品です。



N響オーボエ奏者で、エッセイなども書かれている茂木大輔さんは
著作の中で、

  シンフォニー・オーケストラの究極の目標は
  ブルックナーの交響曲を演奏することだ

ということをおっしゃっていました。


ブルックナーの曲は、
例えばベートーヴェンやブラームスなどの交響曲のように、
ある程度の「成功」が必ず約束されている曲ではありません。

"ひどい"演奏(指揮)の場合
これほどつまらない、冗長になってしまう曲は他になく、
それだけにオーケストラの力量が試される、という意味です。

"聴き手"としても、とてもよくわかる言葉です。



かつて日本には「朝比奈隆」という
世界に冠たる偉大な「ブルックナー指揮者」がいました。

指揮者としてのタイプは全く違うかもしれませんが、
今後も、N響で尾高さんの指揮によるブルックナーが聴けると思うと
とても楽しみです。
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