1673 幸せな爺様
月1回のネイル(右手親指限定)snoopyです! 皺皺の指ですね。
ショートステイ(短期入所生活介護)の利用は
認知症老人にとり「諸刃の剣」になる場合があります。
認知症老人がショートステイを利用されると
おもらしが増えたり、”ぼ~”としていて認知が進んだような感じがしたり、
自分で「できた」ことが「できなくなった」りする。
混乱や不安が増幅し、自宅に戻ってから介護者の手間が増えてしまう。
介護休息の目的で利用したが、かえって疲れてしまう・・・・。
大森昭治さん(90歳)はアルツハイマー型認知症と糖尿病を患っています。
息子夫婦家族と暮らしています
2世帯住宅のため実質的には昭治爺様は1階で「ひとり暮らし」のような状況にあります。
最近は、間に合わず、掃き出しからドアを開け立小便をしたり、紙パンツを換えずに何度も排尿をしています。
ズボンの前は尿で滲みています。
そんなこんなで自宅での生活は難しくなりつつ、長男、長女は将来は特別養護老人ホームの入所を考えています。
それに先立ち、まず特別養護老人ホームが併設しているショートを9月から2泊3日の期間で利用することになりました。
デイサービスは月、水、土と利用していたのですが
ショートの利用によりデイサービスは月と土となり
ショートは毎週水曜から金曜日です。
最初のショート利用は、スムーズにいくかいかないか、不安でした。(コロナで面会できないだけに状況がつかめないが困る)
子どもたちやケアマネの不安をよそに
本人はショートでの泊り先は、「旅館に泊まってきた、温泉に入ってきた、とてもよかった」、と
デイサービスの職員に話され、満足そうな表情でした。
特別養護老人ホームの風景が、どう旅館に映ったのか
昭治さんにしかわからないけれども、彼に「素敵な仲居(介護職員のこと)さんがいたかい」と尋ねると
ニヤッと笑っていました(施設長は支配人になります)。
月1回のネイル(右手親指限定)snoopyです! 皺皺の指ですね。
ショートステイ(短期入所生活介護)の利用は
認知症老人にとり「諸刃の剣」になる場合があります。
認知症老人がショートステイを利用されると
おもらしが増えたり、”ぼ~”としていて認知が進んだような感じがしたり、
自分で「できた」ことが「できなくなった」りする。
混乱や不安が増幅し、自宅に戻ってから介護者の手間が増えてしまう。
介護休息の目的で利用したが、かえって疲れてしまう・・・・。
大森昭治さん(90歳)はアルツハイマー型認知症と糖尿病を患っています。
息子夫婦家族と暮らしています
2世帯住宅のため実質的には昭治爺様は1階で「ひとり暮らし」のような状況にあります。
最近は、間に合わず、掃き出しからドアを開け立小便をしたり、紙パンツを換えずに何度も排尿をしています。
ズボンの前は尿で滲みています。
そんなこんなで自宅での生活は難しくなりつつ、長男、長女は将来は特別養護老人ホームの入所を考えています。
それに先立ち、まず特別養護老人ホームが併設しているショートを9月から2泊3日の期間で利用することになりました。
デイサービスは月、水、土と利用していたのですが
ショートの利用によりデイサービスは月と土となり
ショートは毎週水曜から金曜日です。
最初のショート利用は、スムーズにいくかいかないか、不安でした。(コロナで面会できないだけに状況がつかめないが困る)
子どもたちやケアマネの不安をよそに
本人はショートでの泊り先は、「旅館に泊まってきた、温泉に入ってきた、とてもよかった」、と
デイサービスの職員に話され、満足そうな表情でした。
特別養護老人ホームの風景が、どう旅館に映ったのか
昭治さんにしかわからないけれども、彼に「素敵な仲居(介護職員のこと)さんがいたかい」と尋ねると
ニヤッと笑っていました(施設長は支配人になります)。
ご両親の介護をなさっておられたのですね
お母様が「「良くなったかえ?心配でたまらんやった。」と話しかけられたときは、本当に泪がでてしまいますね。情景が目に浮かびます。
デイサービスと違い、ショートはレクリエーションや体操など躰を動かしたりする取り組みができるスタッフの数が少なくできないのが実情で、
テーブルの前に坐っていたり、テレビに子守をしてもらったり、ベッドにいたりしているだけなので、
利用者にとってはつまらないのです。
知った顔がいないことも大きいですよね。
同じ系列の施設で、例えば特別養護老人ホームならば入所の他に併設サービスとして
デイサービス
ショートステイ
訪問介護
居宅介護支援(ケアマネがいる)
のサービスがあります。
だからショートの利用者は
デイサービスに行けるよう
介護保険上うまく調整できるシステムを
作ってくれればいいですよね。
ショートステイの弱さ(弱点)を補うサービスとして
小規模デイサービス(10名程度)は、自費で泊りのサービスを行っているところもあります。
例えば1泊2日の泊りの場合、日中はデイサービス、デイサービスを終えてから翌朝デイサービスが始まるまえまでは泊りのサービスになります。
スタッフも利用者もそして建物も馴染みの人間関係と環境なので
ショートステイとは違い認知症の進行は抑制されっます。
介護者や病気したときや入院のとき葬式のときは
本当にショートステイは助かりますし、なくてはならないサービスですね
特に夜間のスタッフが不足しています。
1人の介護員で20名の利用者を見るのは大変です。
父母ともに介護の時は、私に用事がある時だけは、ショートを
嫌がる母を、父が説得してくれて、2泊3日を数回利用しました。
父が亡くなってからは、私がメニエールで入院した時と、
インフルエンザにかかった時だけです。その時は
どうしても4泊か5泊したと思います。
認知が軽く出ていて、ショートが嫌いだと言っていたのに、
帰るなり「良くなったかえ?心配でたまらんやった。」と、母親の顔で、
言ってくれて、嬉しくて涙が出ました。
なぜショートが嫌いかと聞いたら、「デイはお友達がいて
いろいろして楽しいけれど、ショートは何も楽しいことが無い。」と言っていました。
同じ系列だったので、ショートからいつものデイに
つれて行って
くれると良いのになぁって思っていました。
長くショートに預けていたら、認知が進んだかもしれませんね。
諸刃の剣が理解できます。難しいところですね。
いつもご苦労様です!!