老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

919 生れるいのち 消えるいのち

2018-09-07 08:05:11 | 読む 聞く 見る
 生まれるいのち 消えるいのち

看護師見習いとして
由比産婦人科でアルバイトを始めた
青田アオイ


望まれて生れてくるいのちと
人知れず消えていくいのち


いのちとは何か

それは産婦人科の世界だけでなく
老人介護の世界においても
同じく問われる

いのちは何か
生きるとは何か

望まれて生れてくるいのちもあれば
望まれずに生れてくるいのちもある
生れてきたのにコインロッカーに置き去りにされたいのち

赤ちゃんだけでなく
老人も
最期の瞬間
いのちを見送る

生れた瞬間から
生きる苦悩を背負う
死に向かって生きる

若いいのちのときは
死のことよりも
生きることに必死

『透明なゆりかご』から
「ゆりかごから墓場まで」の言葉を連想してしまった

ゆりかごから墓場にいく瞬間まで
いのちを燃え続けていく

橘もも/原作 沖田華/脚本 安達奈緒子『透明なゆりかご』(上)講談社文庫


話しは変わるが
台風21号、そして息するひまもなく
北海道で大地震
災害続き
いつどこで災害に遭遇するかわからない
他人事ではない

被災者救援が求められる






最新の画像もっと見る

コメントを投稿