俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

春闘

2011年02月17日 | 俳句

一面の 菜の花揺れて 風を見る
(いちめんの なのはなゆれて かぜをみる)
12996 【季語】 菜の花 【季節】 晩春


紅梅や 遠き妹にも 香届けよ
(こうばいや とおきいもにも かとどけよ)
12997 【季語】 紅梅 【季節】 初春


春闘も 離職の身には 他人事
(しゅんとうも りしょくのみには たにんごと)
12998 【季語】 春闘 【季節】 晩春


猫柳 ふくらみ弾け 朧なり
(ねこやなぎ ふくらみはじけ おぼろなり)
12999 【季語】 猫柳 【季節】 初春


春の空 恵方は東 春が来た
(はるのそら えほうはひがし はるがきた)
13000 【季語】 春が来た 【季節】 初春


アメンボも メダカも見えず 春浅し
(あめんぼも めだかもみえず はるあさし)
13001 【季語】 春浅し 【季節】 初春


用の無き 名刺の束や 春の雪
(ようのなき めいしのたばや はるのゆき)
13002 【季語】 春の雪 【季節】 三春


熱冷めて だるさの残る 春の風邪
(ねつさめて だるさののこる はるのかぜ)
13003 【季語】 春の風邪 【季節】 三春


コメント
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