俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

麦の秋

2014年05月16日 | 俳句

梅入りの 冷やし素麺 ニュー麺に
(うめいりの ひやしそうめん にゅーめんに)
16697 【季語】 冷や素麺 【季節】 三夏


赤蜻蛉 音の聞こえぬ モニュメント
(あかとんぼ おとのきこえぬ もにゅめんと)
16698 【季語】 赤蜻蛉 【季節】 三秋


薫風や 水涸れの川 吹き抜ける
(くんぷうや すいかれのかわ ふきぬける)
16699 【季語】 薫風 【季節】 三夏


陽を求め 陰の隙間に 薫る風
(ひをもとめ かげのすきまに かおるかぜ)
16700 【季語】 薫風 【季節】 三夏


新樹光 曲道こそ 際立てり
(しんじゅこう まがりみちこそ きわだてり)
16701 【季語】 新樹 【季節】 初夏


嘴に テグス絡みし 時鳥
(くちばしに てぐすからみし ほととぎす)
16702 【季語】 時鳥 【季節】 仲夏


聖五月 コースの皿まで 食い尽くす
(せいごがつ こーすのさらまで くいつくす)
16703 【季語】 聖五月 【季節】 初夏


神の使者 逃げず騒がず 鳩の夏
(かみのししゃ にげずさわがず はとのなつ)
16704 【季語】 夏 【季節】 三夏


薫風や 川鵜潜れば 浮かび来ず
(くんぷうや かわうもぐれば うかびこず)
16705 【季語】 薫風 【季節】 三夏


五月雨も 嵐冠する 時代なり
(さみだれも あらしかんする じだいなり)
16706 【季語】 五月雨 【季節】 仲夏
異常気象の一貫でしょうか?


桐咲くや 猪の住む川の 橋の上
(きりさくや いのすむかわの はしのうえ)
16707 【季語】 桐の花 【季節】 初夏


厚顔の 俺の太道 麦の秋
(こうがんの おれのふとみち むぎのあき)
16708 【季語】 麦の秋 【季節】 初夏


コメント (4)
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