久方ぶり(約3ヶ月)の俳句創作です。
川筋に トンネルあるも 花は葉に
(かわすじに とんねるあるも はなははに)
18116 【季語】 花は葉 【季節】 初夏
花は葉に=葉桜=初夏、花が散って若葉となったころの桜をいう。
花が散って葉桜になってしまったという惜しむ思いと、
桜若葉の美しさを愛でる思いが交錯する季語である。
「花は葉に」は、葉桜を眺めながらも散り果てた花を忍ぶ思いがある。
花が散って葉桜になってしまったという惜しむ思いと、
桜若葉の美しさを愛でる思いが交錯する季語である。
「花は葉に」は、葉桜を眺めながらも散り果てた花を忍ぶ思いがある。
夏場所や 一喜一憂 稀勢の里
(なつばしょや いっきいちゆう きせのさと)
18117 【季語】 夏場所 【季節】 初夏
改憲の 発議に見ゆる 薄暑かな
(かいけんの はつぎにみゆる はくしょかな)
18118 【季語】 薄暑 【季節】 初夏
薄暑=新しい季語で、まだ春の涼しさも残しつつ、
それでいて日中にはわずかながら暑さを感じ、
夏らしさ・夏の暑さが日ごとに感じられる季節として用いられています。
それでいて日中にはわずかながら暑さを感じ、
夏らしさ・夏の暑さが日ごとに感じられる季節として用いられています。
日に数度 寝直す癖や 五月雨
(ひにすうど ねなおすくせや さつきあめ)
18119 【季語】 五月雨 【季節】 仲夏
五月雨=さつきあめ=さみだれ。
我が余生 ケセラセラセラ 風薫る
(わがよせい けせらせらせら かぜかおる)
18120 【季語】 風薫る 【季節】 三夏
夏に入るや はとこ帰りて 刻長し
(げにいるや はとこかえりて ときながし)
18121 【季語】 夏に入る 【季節】 初夏
青嵐 老いても気儘 無計画
(あおあらし おいてもきまま むけいかく)
18122 【季語】 青嵐 【季節】 三夏
想い出の 淡く霞むや 桐の花
(おもいでの あわくかすむや きりのはな)
18123 【季語】 桐の花 【季節】 初夏
聖五月 浮き雲の如 旅す夢
(せいごがつ うきぐものにょ たびすゆめ)
18124 【季語】 聖五月 【季節】 初夏
潦 入りて面白 心太
(にわたずみ いりておもしろ ところてん)
18125 【季語】 心太 【季節】 三夏
潦(にわたずみ)=雨が降ったりして地上にたまった水。
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最近、燕の姿をあまり見掛けなくなった。
燕と言えば川縁で見掛ける。
流れが穏やかで風も凪ぎの時、
川面に燕の影が写る。
一瞬のチャンス。
燕は早く、方向転換も早い。
まさに「燕返し」。