俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

影法師

2019年09月28日 | 俳句

秋愁い 悩めし君に 微笑みを
(あきうれい なやめしきみに ほほえみを)
20563 【季語】 秋愁 【季節】 三秋


気怠きは 戻る暑さの 秋暑かな
(けだるきは もどるあつさの しゅうしょかな)
20564 【季語】 秋暑 【季節】 初秋


秋夕陽 背伸びしている 影法師
(あきゆうひ せのびしている かげぼうし)
20565 【季語】 秋夕陽 【季節】 三秋


寂しさに 啼いているのか 秋風よ
(さびしさに ないているのか あきかぜよ)
20566 【季語】 秋風 【季節】 三秋


蟄虫坏戸 我も地に帰す 頃合いか
(しっちゅうはいこ われもちにきす ころあいか)
20567 【季語】 蟄虫坏戸 【季節】 仲秋
蟄虫坏戸(しっちゅうはいと)=
春から夏に活動していた虫たちが、
冬眠するために掘った穴に入り、
その穴を塞(ふさ)ぐという意味。
四季七十二候中四十七候


秋扇 三十度にして 手放せず
(あきおうぎ さんじゅうどにして てばなせず)
20568 【季語】 秋扇 【季節】 三秋


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9月28日

2019年09月28日 | 三選俳句暦

2006年9月28日
秋澄むに 汽笛幽かに 木霊する
(あきすむに きてきかすかに こだまする)
996 【季語】 秋澄む 【季節】 三秋


2008年9月28日
白露の 一つ一つに 世界あり
(はくつゆの ひとつひとつに せかいあり)
7308 【季語】 白露 【季節】 仲秋


2018年9月28日
秋の雲 上下に分かれ 南風北風
(あきのくも じょうげにわかれ みなみきた)
19879 【季語】 秋 【季節】 三秋

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