一筋の 石段熱き 夏の山
(ひとすじの いしだんあつき なつのやま)
15879 【季語】 夏 【季節】 三夏
麦酒酌む 相手で違う 旨さかな
(びーるくむ あいてでちがう うまさかな)
15880 【季語】 麦酒 【季節】 三夏
息長き 川鵜潜れば 何処に浮く
(いきながき かわうもぐれば どこにうく)
15881 【季語】 川鵜 【季節】 三夏
鵜の群れて はしゃぐ川面に 波しぶき
(うのむれて はしゃぐかわもに なみしぶき)
15882 【季語】 鵜 【季節】 三夏
武庫川の 向こう川原は 夏催い
(むこがわの むこうかわらは なつもよい)
15883 【季語】 夏 【季節】 三夏
蟻の道 踏まず通るは 地獄なり
(ありのみち ふまずとおるは じごくなり)
15884 【季語】 蟻 【季節】 三夏
ハンカチは 嫁のいつもの 忘れ物
(はんかちは よめのいつもの わすれもの)
15885 【季語】 ハンカチ 【季節】 三夏
夏至過ぎて 散歩は夜に 変わりけり
(げしすぎて さんぽはよるに かわりけり)
15886 【季語】 夏至 【季節】 仲夏
炎昼や 家から出れば 焼けるごと
(えんちゅうや いえからでれば やけるごと)
15887 【季語】 炎昼 【季節】 晩夏
LからMへ 汗の結晶 夏衣
(LからMへ あせのけっしょう なつごろも)
15888 【季語】 夏衣 【季節】 三夏
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