俺流俳句 「いちらくいちらく」

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あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

水見舞

2013年06月26日 | 俳句

夏至過ぎし 過去に未練は 無けれども
(げしすぎし かこにみれんは なけれども)
15889 【季語】 夏至 【季節】 仲夏


五月雨や 花見に出掛く 女も居り
(さみだれや はなみにでかく ひともおり)
15890 【季語】 五月雨 【季節】 仲夏
五月雨=古語の一種で「梅雨」等の意味を表す言葉。長雨。 


梅雨籠もり 御用の無きは 眼鏡かな
(つゆごもり ごようのなきは めがねかな)
15891 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


手枕の 痺れるまでの 昼寝かな
(てまくらの しびれるまでの ひるねかな)
15892 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


歩を止めて 息止めて撮る 花菖蒲
(ほをとめて いきどめてとる はなしょうぶ)
15893 【季語】 花菖蒲 【季節】 仲夏


空蝉や 抜けた体を 思いやり
(うつせみや ぬけたからだを おもいやり)
15894 【季語】 空蝉 【季節】 晩夏


花紫陽花 手に受けたらば 露に濡れ
(はなあじさい てにうけたらば つゆにぬれ)
15895 【季語】 紫陽花 【季節】 仲夏


別れまで 雨降らせずに 花菖蒲
(わかれまで あめふらせずに はなしょうぶ)
15896 【季語】 花菖蒲 【季節】 仲夏


花垂るも 莟は凜と 花菖蒲
(はなたるも つぼみはりんと はなしょうぶ)
15897 【季語】 花菖蒲 【季節】 仲夏


何時止むか 判らぬ雨に 水見舞
(いつやむか わからぬあめに みずみまい)
15898 【季語】 水見舞 【季節】 仲夏


叔父自慢 夏帽子とも ステッキとも
(おじじまん なつぼうしとも すてっきとも)
15899 【季語】 夏帽子 【季節】 三夏


子鴉を からかい親の 脅し受く
(こからすを からかいおやの おどしうく)
15900 【季語】 子鴉 【季節】 三夏



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