春の芽が 休耕田に 顔を出し
（はるのめが きゅうこうでんに かおをだし）
12983 【季語】 春の芽 【季節】 三春
いつ聞くや 春一番の 風の音を
（いつきくや はるいちばんの かぜのねを）
12984 【季語】 春一番 【季節】 仲春
春の芽が 休耕田に 顔を出し
（はるのめが きゅうこうでんに かおをだし）
12983 【季語】 春の芽 【季節】 三春
いつ聞くや 春一番の 風の音を
（いつきくや はるいちばんの かぜのねを）
12984 【季語】 春一番 【季節】 仲春
児の詠す 短歌の響き 春隣
（このえいす たんかのひびき はるどなり）
12980 【季語】 春隣 【季節】 晩冬
寒戻り 腰の痛さも 戻りけむ
（かんもどり こしのいたさも もどりけむ）
12981 【季語】 寒の戻り 【季節】 初春
風光る 他はどうあれ 気持ちでは
（かぜひかる ほかはどうあれ きもちでは）
12982 【季語】 風光る 【季節】 三春
早春と 言えども遠き 春気分
（そうしゅんと いえどもとおき はるきぶん）
12977 【季語】 早春 【季節】 初春
早春の 空から注ぐ 火山灰
（そうしゅんの そらからそそぐ かざんばい）
12978 【季語】 早春 【季節】 初春
積雪を 知らずに過ごす 風邪の床
（せきせつを しらずにすごす かぜのとこ）
12979 【季語】 風邪 【季節】 三冬
紅梅も 白梅もまだ 咲かざるや
（こうばいも しらうめもまだ さかざるや）
12972 【季語】 紅梅 【季節】 初春
白梅や 西の便りの 香りまだ
（しらうめや にしのたよりの かおりまだ）
12973 【季語】 白梅 【季節】 初春
紅梅や 君には君の 恋があり
（こうばいや きみにはきみの こいがあり）
12974 【季語】 紅梅 【季節】 初春
咳き込んで 頭に抜ける 息もある
（せきこんで あたまにぬける いきもある）
12969 【季語】 咳 【季節】 三冬
連れ合いも 神も見放す 春の風邪
（つれあいも かみもみはなす はるのかぜ）
12970 【季語】 春の風邪 【季節】 三春
風邪なれば ラーメン餃子 許されて
（かぜなれば らーめんぎょうざ ゆるされて）
12971 【季語】 風邪 【季節】 三冬
閑けさの 深く沈んで 春の闇
（しずけさの ふかくしずんで はるのやみ）
12967 【季語】 春の闇 【季節】 三春
春暁や 我が咳ととも 明けにけり
（しゅんぎょうや わがせきととも あけにけり）
12968 【季語】 春暁 【季節】 初春
八百長に 豪雪噴火 春遠し
（やおちょうに ごうせつふんか はるとおし）
12964 【季語】 春遠し 【季節】 晩冬
この季節 八百長ならぬ 春を待つ
（このきせつ やおちょうならぬ はるをまつ）
12965 【季語】 春を待つ 【季節】 晩冬
膨らみを 見せて和らぐ 猫柳
（ふくらみを みせてやわらぐ ねこやなぎ）
12966 【季語】 猫柳 【季節】 初春
今日から 東風凍を 解く季節
（きょうから はるかぜこおりを とくきせつ）
12962 【季語】 東風凍を解く 【季節】 初春
東風凍を解く(はるかぜ こおりをとく) ＝ 春の風が凍った土を融かし始める時期。
春は陰陽五行思想で東を司るため、
東の風と書いて「はるかぜ」と読みます。
春は陰陽五行思想で東を司るため、
東の風と書いて「はるかぜ」と読みます。
春立つと 寝ながら思う 満足感
（はるたつと ねながらおもう まんぞくかん）
12963 【季語】 立春 【季節】 初春