俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

5月17日 薔薇

2017年05月17日 | 俳句暦


近くの公園は、薔薇園としても有名である。

毎年、5月初旬、根付け、剪定されて中旬には満開となる。

が、そこまでは良いが、朽ちた花の処置が全くされない。

大輪の花の隣に、朽ちた花がある。

お役所仕事の典型なのだろう。
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稀勢の里

2017年05月16日 | 俳句

久方ぶり(約3ヶ月)の俳句創作です。

川筋に トンネルあるも 花は葉に
(かわすじに とんねるあるも はなははに)
18116 【季語】 花は葉 【季節】 初夏
花は葉に=葉桜=初夏、花が散って若葉となったころの桜をいう。
花が散って葉桜になってしまったという惜しむ思いと、
桜若葉の美しさを愛でる思いが交錯する季語である。
「花は葉に」は、葉桜を眺めながらも散り果てた花を忍ぶ思いがある。


夏場所や 一喜一憂 稀勢の里
(なつばしょや いっきいちゆう きせのさと)
18117 【季語】 夏場所 【季節】 初夏


改憲の 発議に見ゆる 薄暑かな
(かいけんの はつぎにみゆる はくしょかな)
18118 【季語】 薄暑 【季節】 初夏
薄暑=新しい季語で、まだ春の涼しさも残しつつ、
それでいて日中にはわずかながら暑さを感じ、
夏らしさ・夏の暑さが日ごとに感じられる季節として用いられています。


日に数度 寝直す癖や 五月雨
(ひにすうど ねなおすくせや さつきあめ)
18119 【季語】 五月雨 【季節】 仲夏
五月雨=さつきあめ=さみだれ。


我が余生 ケセラセラセラ 風薫る
(わがよせい けせらせらせら かぜかおる)
18120 【季語】 風薫る 【季節】 三夏


夏に入るや はとこ帰りて 刻長し
(げにいるや はとこかえりて ときながし)
18121 【季語】 夏に入る 【季節】 初夏


青嵐 老いても気儘 無計画
(あおあらし おいてもきまま むけいかく)
18122 【季語】 青嵐 【季節】 三夏


想い出の 淡く霞むや 桐の花
(おもいでの あわくかすむや きりのはな)
18123 【季語】 桐の花 【季節】 初夏


聖五月 浮き雲の如 旅す夢
(せいごがつ うきぐものにょ たびすゆめ)
18124 【季語】 聖五月 【季節】 初夏


潦 入りて面白 心太
(にわたずみ いりておもしろ ところてん)
18125 【季語】 心太 【季節】 三夏
潦(にわたずみ)=雨が降ったりして地上にたまった水。


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5月16日 初燕

2017年05月16日 | 俳句暦


最近、燕の姿をあまり見掛けなくなった。

燕と言えば川縁で見掛ける。

流れが穏やかで風も凪ぎの時、

川面に燕の影が写る。

一瞬のチャンス。

燕は早く、方向転換も早い。

まさに「燕返し」。
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5月15日 竹落葉

2017年05月15日 | 俳句暦


日本美の一つに石庭がある。

その石庭の岩、石に木洩れ日が射し、主役の登場。

竹の枯葉が風に乗り、石の上に止まる。

落ちるのではなく止まる。

また旅に出る哀愁感がある。
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5月14日 鏡

2017年05月14日 | 俳句暦


物をよく見る手助けなど、色んな鏡(?)がある。

天眼鏡、望遠鏡、顕微鏡など、また趣が異なる鏡として万華鏡などがある。

四季の変化は、これらの鏡によらず、

人の感性によって感じられるものである。

最近、この感性に鈍化傾向が見られる。
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5月13日 竹の子 

2017年05月13日 | 俳句暦


農具は各国で若干異なっている。

対応する物に対して、それに適した農具がある。

世界でも日本の農具は抜群に良い。

タケノコ掘りでは、土木に使われる鶴嘴(つるはし)に
似た農具が使われる。

使いこなすにも技能がいる。
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5月12日 萍(うきくさ)

2017年05月12日 | 俳句暦


小池では、よく萍が繁殖している。

その萍の下に、鯉が隠れて(?)いる。

優雅に泳いでいる。

なかなか顔を出してくれない。

手を叩いても無反応で閑かに泳いでいる。
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5月11日 オセロ

2017年05月11日 | 俳句暦


最近は、若干少なくなった気がするが、

白鷺と川鵜はよくドッキングする。

白鷺は、大きい川では、集団化しているが、小さい川では孤立している。

川鵜はと言えば、さらに孤を愛する鳥である。

が、時たま、一緒に混じり合って屯している事がある。

白と黒、まるでオセロゲームのように。
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5月10日 藤棚

2017年05月10日 | 俳句暦


ご近所の散歩で、嬉しいのが公園が多く、ほとんどの公園で藤棚がある。

どこの藤棚も同じ頃に花が咲く。

残念なのが、その咲いている期間が短いことだろう。
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5月9日 花薔薇(はなそうび)

2017年05月09日 | 俳句暦


薔薇の呼び名は俳句では、「ばら」と「そうび」の使われ方をします。

俳句の17文字で2文字か3文字の使い分けが出来ます。

薔薇は薔薇自体で綺麗なのですが、

朝露、雨露の露が絡まると、

陽の光りを浴びて露が真珠玉のようにキラキラと輝き、

薔薇の花の綺麗さが更に際立ちます。
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5月8日 蝸牛(かたつむり)

2017年05月08日 | 俳句暦


この季節、散歩でよく蝸牛を見掛ける。

行き帰りで、同じルートを辿ると同じ場所で同じ蝸牛と出会う。

少し進んでいるのであるが、同じ場所で自分を待っているような嬉しい気になる。

蝸牛の通った跡には、煌めく銀色の筋が見える。

途切れることなく。
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5月7日 夏めく

2017年05月07日 | 俳句暦


ごみ収集車から聞こえてくる曲は、年がら年中、「夕焼け小焼け」である。

季節を無視した曲選定である。

四季にあった曲にするか、

季節に無関係の曲にすべきだ。

お役所仕事だから、細かい気配りが出来ないのだろう。
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5月6日 青葉若葉

2017年05月06日 | 俳句暦

蕾、開花、一分咲き、二分咲き、五分咲き、満開、飛花落花、桜若葉と

桜は短期間に様変わりし、日本人に最も親しまれている花である。

桜花が散って、桜青葉がこの頃目を引く。

5月にぴったりなのが桜青葉である。
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5月5日 立夏

2017年05月05日 | 俳句暦


朝、散歩の日課が身についてきた。

朝と言っても8時過ぎから一時間前後である。

日射しは、それほどきつくないが、

若干顔が黒くなったような気がする。

今日は、こどもの日であるが、立夏でもある。

夏の到来である。

暦の上では。
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5月4日 鯉幟

2017年05月04日 | 俳句暦


一軒家より、マンションに住む家庭が増えているせいか、

マンションのベランダから鯉幟を出している。

だから、一見隠れているかのように見える。
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