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左団扇=昔は、位の高い人、金持などは、暑いときでも、
自分では団扇を使わずに、左側にはべらせた腰元などに、
団扇で扇がせて冷を取ることを言ったのですが、
最近では、 左手でゆっくりと団扇を使うこと、
転じて、安楽な生活を送ることと解釈されているようです。
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蓮の葉が池面いっぱいに繁殖している光景はよく見掛ける。
その蓮池を鴨が横断すると、
蓮池が真二つに分断される。
しばらく時間が経過すると、一面の蓮池に戻る。
また、鴨が横断するのを待って、
長閑な時間が流れる。
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最近、蜘蛛の巣の写真をよく撮るようになった。
蜘蛛も撮りたいのだが、
巣だけで蜘蛛が見つからない時が多い。
雨上がり、その蜘蛛の巣の糸に、
雨の雫が残り、キラキラと輝いている。
蜘蛛の巣の至る所で光っている。
まるで真珠の首飾りのように。
真珠より綺麗に。
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雨の日の朝、通学路を小学生が集団登校している。
信号待ちで、黄色いパラソルが集まり、
信号が変わってパラソルが散らばる。
微笑ましい光景である。
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蛍狩りの季節到来。
真っ暗な中、淡い光がゆらゆらと揺れている。
一時、蛍が見られない場所が増えたが、環境を見直し、徐々に復活している。
子供が蛍を捕まえた両手のなかで光が漏れている。
手も透けているようにも見え、
ますます感動が拡がる。
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この季節、子供から大人まで気軽に楽しませてくれるのが夜店である。
子供は、気に入った夜店を見つけると走り出す。
はぐれないように手を繋いでいると、
気にいった夜店の近くで歩が小さくなり、
最後は止まってしまう。
根負けして付き合わざるを得なくなる。
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舟と舟、舟と岸壁など綱で繋いである。
この縄を「舫い」という。
嵐を避けるときなどきつく結ばれる。
博多弁で「もやい」と言えば、
最近は割り勘を指すらしいが、
もっと深い意味があるらしい。
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転た寝は昼寝の一種として、季節は三夏とした。
小生、昼寝が好きで、所、時間に関わらず寝てしまうことがある。
その寝ている時間が短いのが、転た寝である。
ジムで自転車漕ぎの最中。
パソコンで遊んでいる最中。
手枕でテレビを見ている最中、
会議の最中・・。
中でも、びっくりするのがパソコンで遊んでいる最中、
キーボードに頭を打ち付けて眼を覚ます。
非常に痛い。
運良く、軽い打撲で済んでいる。
気をつけなければ。
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焼酎は、酒の中では安くてうまく、
地域地域で独特の物があり、
庶民に親しまれている酒である。
お湯割り、水割り、ロック、ストレート、
楽しみ方も多様である。
酒が一番おいしく感じるのは、
朋と呑むときだ。
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日々草は道ばたにポツンと咲くあまり目立たない花である。
よく見ると清純可憐に見える。
日々草に出会うと、その日が何となく良き日に思えてくる。
日々好日、今日だけでなく明日も。
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天気予報用語が、最近煩雑に複雑になっている。
猛暑、酷暑、極暑と言った具合で、
何か基準があるのか。
言葉遊びに陥っている。
梅雨入り、梅雨明けなど
当たるも八卦、あたらぬも八卦などである。
北から冷たい空気が、
南から湿った暖かい空気など決まり文句で、
全く説明になっていない。
天気予報など気象庁から発表して済む話で、
知識・常識不足の予報士など要らぬ。
インターネットで気象庁、気象協会の予報を見れば、
自然災害は防げなくても、避難は出来るのだ。
避難が遅れるのは何故なのだろうか。
それこそ、人災ではないのか。
今日は、七夕。
水害がどうか拡大しませんように。
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最近の入道雲は、低く、黒い。
この原因も地球温暖化から来ている。
最近の異常気象も温暖化から来ている。
平均気温が1度上がると、
どうなるかといったことを考える人、
説明する人、説明出来る人が少ない。
今や、日本は災害列島に瀕している
今後は、更に厳しくなるだろう。
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転た寝は、知らず知らずに、短時間眠りに落ちることである。
団扇を使って暑さを凌いでいる時、
転た寝に入ると、体の下に団扇を忘れている時がある。
目覚めると、団扇の跡が体に残っている。
顔によく残っている。
なかなか消えないものだ。
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線香花火は、最初は放射線状に火が走り、
それが非常に綺麗なことから人気がある。
燃え尽きる最後に、
下端に火玉が溜まり、
ボテッと千切れて地面に落ちる。
これが、武士の生き様、潔さと繋がって長く人気がある。
椿の散りぎわも同様の感覚だ。
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長年使っていた扇風機も動きがおかしくなったりする。
その時、扇風機をチョコッと叩くと、動き出すときがある。
テレビでも、ラジオでも、車でも調子が悪いと、
つい叩いてしまう癖があるみたいだ。
変な癖だ。