俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

8月17日

2021年08月17日 | 三選俳句暦






天の川 逢瀬の契り いつ果たそ
あまのがわ おうせのちぎり いつはたそ
0689 2006/8/17 【季語】 天の川 【季節】 初秋


暑気中り 他人に判らぬ この不快
しょきあたり ひとにわからぬ このふかい
6971 2008/8/17 【季語】 暑気中り 【季節】 晩夏


秋暁や 空白めれば 星キラリ
しゅうぎょうや そらしらめれば ほしきらり
14470 2012/8/17 【季語】 秋暁 【季節】 三秋



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8月16日 異常なる通常の世界。

2021年08月16日 | 三選俳句暦







つぎの世は 銀河の果てで 星釣りを
つぎのよは ぎんがのはてで ほしつりを
0682 2006/8/16 【季語】 銀河 【季節】 初秋


夏草に 光り輝く 露の種
なつくさに ひかりかがやく つゆのたね
6965 2008/8/16 【季語】 夏草 【季節】 三夏


東西に 横たう前線 秋豪雨
とうざいに よこたうぜんせん あきごうう
14464 2012/8/16 【季語】 秋 【季節】 三秋

この年ぐらいから、気象の異常を感じていたみたい。
停滞前線の形に似て、雨雲が発生、続いて大雨、雹、雷が発生。
この俳句上でも、空が白くなったと報告していた。
前線の形に似て雨雲が発生し、毎年同じような場所で災害が起きている。
この前線は、湾曲しながら地球をまわっている。
世界中で、異常気象が発生している。
温暖化で水蒸気の発生が増大している。
この水蒸気の発生が、大雨につながっている。


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8月15日

2021年08月15日 | 三選俳句暦





秋浅し 空の青さに 手が届く
あきあさし そらのあおさに てがとどく
0676 2006/8/15 【季語】 秋浅し 【季節】 初秋


盆に入り 韓流ドラマに 尚はまる
ぼんにいり かんりゅうどらまに なおはまる
4117 2007/8/15 【季語】 盆の入り 【季節】 初秋


玉音の 耐え難き過去 敗戦日
ぎょくおんの たえがたきかこ はいせんび
14451 2012/8/15 【季語】 終戦記念日 【季節】 初秋



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8月14日

2021年08月14日 | 三選俳句暦






赤に白 汗の勲章 天花粉
あかにしろ あせのくんしょう てんかふん
0670 2006/8/14 【季語】 天花粉 【季節】 三夏


何もせず ひたすら寝たり 秋の午後
なにもせず ひたすらねたり あきのごご
14438 2012/8/14 【季語】 秋 【季節】 三秋


カナとワシ 鎮守を分けて 歌合戦
かなとわし ちんじゅをわけて うたがっせん
14445 2012/8/14 【季語】 蝉 【季節】 晩夏
カナカナ、ワシワシ


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8月13日 盆の入り 魔の金曜日

2021年08月13日 | 三選俳句暦







陽に合わせ 黄金日車 君を見る
ひにあわせ こがねひぐるま きみをみる
0665 2006/8/13 【季語】 日車 【季節】 晩夏
黄金日車=(こがねひぐるま)
与謝野晶子は「髪に挿せば かくやくと射る 夏の日や 王者の花の 黄金日車」
と、ひまわりをと詠みました。


何もせず ただのろのろと 夏政治
なにもせず ただのろのろと なつせいじ
19566 2018/8/13 【季語】 夏 【季節】 三夏


我が国は 言い換え得意 敗戦忌
わがくには いいかえとくい はいせんき
19571 2018/8/13 【季語】 敗戦忌 【季節】 初秋



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8月12日

2021年08月12日 | 俳句





終戦も 七十六年 負け知らず
しゅうせんも ななじゅうろくねん まけしらず
21213 2021/08/12 【季語】 敗戦忌 【季節】 初秋
終戦記念日とは何ぞ。本来敗戦忌と呼ぶべき。

読み飛ばし 遅刻の連鎖 原爆忌
よみとばし ちこくのれんさ げんばくき
21214 2021/08/12 【季語】 夏終わる 【季節】 晩夏
6日、9日 総理は何のため出席しているのか? 日本の恥を晒すため?

夏終わる バッハの自由 街闊歩
なつおわる ばっはのじゆう まちかっぽ
21215 2021/08/12 【季語】 夏終わる 【季節】 晩夏
オリンピック組織委員会、緊急事態宣言破りのあの手この手。

今年また 帰省の延期 盆三日
ことしまた きせいのえんき ぼんみっか
21216 2021/08/12 【季語】 盆三日 【季節】 初秋


オリパラに 高校野球 暮の夏
おりぱらに こうこうやきゅう くれのなつ
21217 2021/08/12 【季語】 暮の夏 【季節】 晩夏
高校野球、昨年は中止。コロナ禍は昨年より酷いのに強行。新聞社の良識は?

ダブルヘッダー ナイターなつかし 野の球よ
だぶるへっだー ないたーなつかし ののたまよ
21218 2021/08/12 【季語】 ナイター 【季節】 晩夏
五輪の野球。金メダル。 参加国の少なさ。 日米の関係者はどう見るの?

生身魂 七十三にして 元気なり
いきみたま ななじゅうさんにして げんきなり
21219 2021/08/12 【季語】 生身魂 【季節】 初秋
生身魂=盆は故人の霊を供養するだけでなく、
生きている年長の者に礼をつくす日でもあった。
そして、目上の父母や主人、親方などに物を献じたり、ごちそうをしたりし、
その人々、およびその儀式を生身魂と言った。
昨今、長寿への賛嘆と敬意の念として使われている。
正岡子規の俳句が有名。「生身魂七十にして達者也」のもじり。


お二階は 静かなりしや 盆帰省
おにかいは しずかなりしや ぼんきせい
21220 2021/08/12 【季語】 盆 【季節】 初秋


星合の 心の旅の 落とし何処
ほしあいの こころのたびの おとしどこ
21221 2021/08/12 【季語】 星合 【季節】 初秋
星合=七夕

機関車の 汽笛懐かし 盆用意
きかんしゃの きてきなつかし ぼんようい
21222 2021/08/12 【季語】 盆用意 【季節】 初秋


季の替わり 体が示す 天瓜粉
きのかわり からだがしめす てんかふん
21223 2021/08/12 【季語】 天瓜粉 【季節】 三夏




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8月12日

2021年08月12日 | 三選俳句暦





両の手に 持つ秋団扇 首も振ろ
りょうのてに もつあきうちわ くびもふろ
4102 2007/8/12 【季語】 秋団扇 【季節】 初秋


お二階の 足音楽し 夏休み
おにかいの あしおとたのし なつやすみ
10294 2009/8/12 【季語】 夏休み 【季節】 晩夏


秋の風 画鋲飛ばし 暦落つ
あきのかぜ がびょうとばし こよみおつ
14418 2012/8/12 【季語】 秋 【季節】 三秋



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8月11日 敗戦日? 終戦日?

2021年08月11日 | 三選俳句暦






さやけしや 人生一楽 夢現
さやけしや じんせいいちらく ゆめうつつ
0656 2006/8/11 【季語】 さやけし 【季節】 三秋


夏痩せと 言われてみたい 言わせたい
なつやせと いわれてみたい いわせたい
14411 2012/8/11 【季語】 夏痩せ 【季節】 三夏


敗戦日 未だに続く 終戦日
はいせんび いまだにつづく しゅうせんび
17567 2015/8/11 【季語】 終戦記念日 【季節】 初秋



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8月10日 しん=心=眞=芯=信=清=・・・

2021年08月10日 | 三選俳句暦






洗い髪 乾きの時間 短くて
あらいがみ かわきのじかん みじかくて
4080 2007/8/10 【季語】 洗い髪 【季節】 三夏


夏痩せも お腹回りは 例外と
なつやせも おなかまわりは れいがいと
14400 2012/8/10 【季語】 夏痩せ 【季節】 三夏


原爆忌 心無き総理 二枚舌
げんばくき しんなきそうり にまいじた
19559 2018/8/10 【季語】 原爆忌 【季節】 晩夏
しん=心=眞=芯=信=清=・・・


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8月9日

2021年08月09日 | 三選俳句暦





浴衣女 糊の強きか 赤い筋
ゆかたびと のりのつよきか あかいすじ
0648 2006/8/9 【季語】 浴衣 【季節】 三夏


秋だとて まだ夏だとて 今朝の秋
あきだとて まだなつだとて けさのあき
10287 2009/8/9 【季語】 立秋 【季節】 初秋


夏痩せは 残る若さの 見せ所
なつやせは のこるわかさの みせどころ
19548 2018/8/9 【季語】 夏痩せ 【季節】 三夏



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8月8日

2021年08月08日 | 三選俳句暦






夏の果て 日本沈没 浮くはいつ
なつのはて にほんちんぼつ うくはいつ
0642 2006/8/8 【季語】 夏の果て 【季節】 晩夏


一匹の 蝉とて鳴けば 喧し
いっぴきの せみとてなけば かまびすし
14395 2012/8/8 【季語】 蝉 【季節】 晩夏


この三日 青空見えし 夏盛ん
このみっか あおぞらみえし なつさかん
20539 2019/8/8 【季語】 夏盛ん 【季節】 晩夏
最近、白い青空が多かった。
白い青空=水蒸気に覆われた空。
気象異変に繋がりやすい、大雨、雷、雹等。



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8月7日

2021年08月07日 | 三選俳句暦






雷轟に 目と耳塞ぐ 洒涙雨 
らいごうに めとみみふさぐ さいるいう
6925 2008/8/7 【季語】 洒涙雨 【季節】 初秋
洒涙雨(さいるいう)= 七夕の夜に降る雨。
牽牛と織女が逢瀬の後に流す惜別の涙が雨になったとも、
逢瀬が叶わな かった悲しみに流す涙の雨とも。


立秋や 花鼻バナナ 七夕も
りっしゅうや はなはなばなな たなばたも
14389 2012/8/7 【季語】 立秋 【季節】 初秋
みんな8月7日の別名。

昼寝とは コぺ転欲しき 人がする
ひるねとは こぺてんほしき ひとがする
17834 2016/8/7 【季語】 昼寝 【季節】 三夏



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8月6日 広島原爆忌 太陽熱発電の日

2021年08月06日 | 三選俳句暦






毎夏の 六日九日 忘れまじ
まいなつの むいかここのか わすれまじ
4049 2007/8/6 【季語】 毎夏 【季節】 三夏


皮肉にも 原爆忌の日 太陽発電の日
ひにくにも げんばくきのひ はつでんのひ
14387 2012/8/6 【季語】 原爆忌 【季節】 晩夏


寂しさの 身に入む夜の 一人酒
さびしさの みにしむよるの ひとりさけ
17831 2016/8/6 【季語】 身に入む 【季節】 晩夏



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8月5日

2021年08月05日 | 三選俳句暦

福岡県粕屋郡篠栗町にある涅槃佛。




安簾 暑さも易く しておくれ
やすすだれ あつさもやすく しておくれ
0625 2006/8/5 【季語】 簾 【季節】 三夏


敷布団 汗で書きたる 大の文字
しきぶとん あせでかきたる だいのもじ
6901 2008/8/5 【季語】 汗 【季節】 三夏


擽れば 黄色い花粉 飛ぶ白薇
くすぐれば きいろいかふん とぶはくび
6906 2008/8/5 【季語】 白薇 【季節】 仲夏
白薇(はくび)=白色の「さるすべり」


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8月4日(金) 俳句

2021年08月04日 | 俳句

コロナ禍も 八月に入り 勢力を
ころなかも はちがつにいり せいりょくを
21208 2021/8/4 【季語】 八月 【季節】 初秋


唐突な 重症重視 秋旱
とうとつな じゅうしょうじゅうし あきひでり
21209 2021/8/4 【季語】 秋旱 【季節】 三秋


メダルラッシュ コロナ急増 喜悲の秋
めだるらっしゅ ころなきゅうぞう きひのあき
21210 2021/8/4 【季語】 秋【季節】 三秋


混合の 種目増えて 色褪せて
こんごうの しゅもくふえて いろあせて
21211 2021/8/4 【季語】 ー 【季節】 ー
色褪せる(いろあせる)=
(記憶や思い出・流行などが)鮮やかさを失って、印象が薄れること。
(事物や人の)魅力が薄れること。
容色が衰えること。


コロナ五輪 ダブルスタンダード 混迷に
ころなごりん だぶるすたんだーど こんめいに
21212 2021/8/4 【季語】 ー 【季節】 ー


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