如月の常念
如月の日向と日影の温度差は大きい。
西風や北風が通らない陽だまりに陣取って日向ぼっこをした。
意地悪な雲が太陽を遮ると、たちまち冷気がみなぎって、子供達は肩を寄せ合った。
気のいい風が、雲をちょっと押してくれると、眩しさとともに暖かさが戻ってくる。
年長者がポケットから、節分の炒り豆を出して、皆に少しずつ分けてくれた。
「子供は火に当たるより、日に当たれ」と逞しく春を待った。
如月の常念
如月の日向と日影の温度差は大きい。
西風や北風が通らない陽だまりに陣取って日向ぼっこをした。
意地悪な雲が太陽を遮ると、たちまち冷気がみなぎって、子供達は肩を寄せ合った。
気のいい風が、雲をちょっと押してくれると、眩しさとともに暖かさが戻ってくる。
年長者がポケットから、節分の炒り豆を出して、皆に少しずつ分けてくれた。
「子供は火に当たるより、日に当たれ」と逞しく春を待った。
昼近くになって、ひとしきり雪が舞った。
枇杷の厚い葉の上に、蕾の上にまぶしたように薄く積もった。
三日正月は氏神様の元始祭がおこなわれる、木立に囲まれた拝殿は吹きさらされて寒い。
かっては氏子全員が参列したが、現在は役員以外の参加はほとんど無くなった。
本職の神主さんが出張してくれる。
神主が打つ大太鼓の響きがドンドンドン ドンドコ ドンドコと祭りの始まりを告げる。
正座して震えながら神々のお裁きを待つ
神主さんの祝詞が終わると簡単な祝宴が始まる、これも寒さに早々に切り上げてお開きとなる。
引き続いて公民館で町会の新年会が開催される。
こちらも出席者が激減している、今年は町会長の号令一下、町会役職全員の出席を義務付けてきた。
末端の役職である組長も出席義務者に名を連ねている。
今年は町会長の顔を立てて出席する。
重機運搬車両に積み込み
昨日 活動を終えた重機が帰って行った。
傾斜した重量物運搬トラックの荷台に、重機が器用に這い上がって、所定の場所に短時間で収まる。
上り坂をゆっくり帰って行った。ご苦労様でした。
マイナス10℃の夜明け 雪山の表情がいよいよ険しくなる 。
南天
本日で家屋解体整地工事が完了した。
作業条件が悪く難工事だったと思うが、当方の要望に添って丁寧に施行してくれた。
重機オペレーターの高度な技術の賜物である。
工事期間中天候に恵まれたことも幸いし、年内に終わらせることができた。
晴れ晴れとした新年が迎えられる事は嬉しいことだ。
南天の色も鮮やかだ。
伐採した立木を摘み上げる。
高台から首を伸ばしてトラックへ
覗き込むと足がすくむほどの高さがある。
朝方の強い雨が止んで工事は順調に進んでいるようだ。
重機の巨大な鉄爪を、自由自在に操作して伐採した庭木を手際よくトラックに積み込んでいった。
その様子を遠くから飽きずにながめていた。
12月17日
12月18日
12月19日
解体工事が順調に進んでいる すっかり見通しが良くなって風が寒い。
後は廃材を片付け、土台を撤去し、庭木の伐採で終わる。
衆議院選挙は報道予想の通りの結末で終わった。
当小選挙区の投票率は前回を10%下回った。
余りにも正確な事前予想が投票率低下に作用しているのではないかと思う。
意中の候補の落選がはっきり見えたら、投票意欲が減退する。
選挙予想報道は自粛すべきと思っている。
12月17日
12月18日
12月19日
家屋解体は三日で終り、後は廃材の搬出と基礎コンクリート撤去、庭木の伐採を残すのみとなった。
年内には全て終わる見通しである。
衆議院選挙の結果は新聞等の予想通りに終わった。
当小選挙区では投票率が前回を10%下回った。
選挙結果予想の確度が上がれば上がるほど、投票率が下がり、その結果予想確度は更に上がる。
この悪いスパイラルの要因に、確度の高い選挙予想報道があるように思える。
意中の候補が明らかに負けると解ったら、凡人は投票所に行く意欲が薄れてしまう。