本来の寒さが戻ってきた。一昨日のわずかな雪が解けずに残っている。
大晦日 明ければ新しい暦が始まる。
午前0時を境に菩提寺の2年参りがあり、ほとんど毎年参賀している。
汚れた歳を送り、無垢な新しい歳を迎える。
何とも都合よい話だけれど、実際は一夜でリセットできることなどありよう筈がない。
一年間お付き合いいただきありがとうございました。
良い申歳をお迎えください。
本来の寒さが戻ってきた。一昨日のわずかな雪が解けずに残っている。
大晦日 明ければ新しい暦が始まる。
午前0時を境に菩提寺の2年参りがあり、ほとんど毎年参賀している。
汚れた歳を送り、無垢な新しい歳を迎える。
何とも都合よい話だけれど、実際は一夜でリセットできることなどありよう筈がない。
一年間お付き合いいただきありがとうございました。
良い申歳をお迎えください。
松本の市街地に伸びる帯状の残照は、重なる山並みの小さな隙間から漏れ出した光だろうと思う。
それは南アルプスと中央アルプスの隙間かもしれない。
常念残照
燕山荘からの反射光
10分ほどの束の間の交信である。
一夏の不注意からほとんどのセントポーリアを枯らせてしまった。
この中 辛うじて再生した一株である。
葉刺しでも増やせる生命力の半面、環境にデリケートなのだろう、極意を会得できるのはまだ先だ。
エナガの群れが森から移ってきた。
師走のように、気ぜわしい小鳥である
梅のつぼみがずいぶん膨らんで見える。
柿の小枝のエナガ
濃い霧の朝 一番電車に乗るかみさんを駅まで送る。
霧が小雨のようにフロントガラスを曇らせるから、ライトを点けてワイパーで拭いながら走った。
ルエリア
ビワの花
十三夜の月
スバリ岳遭難
針の木岳 スバリ岳
天気さえ良ければスバリはいつでも遠望できる。
雪庇が崩れ落ちてテントを直撃したらしい。
残された人の悲しみを思うと、いたたまれない思いだ。
黒部の岩場で、姪の連れ合いが幼い子供を二人残して、滑落死した。
家族の願いを受け入れて最後の登山と決めていたという。
冬山をさけ、比較的安全と言われる春山に、仲間とともに挑んでの悲劇であった。
あれからもう十数年も経つだろうか、一歳だった次男君は高校生になった。
あの時の 嘆き悲しむ親族の姿が重なってしまうのだ。
マンサク 年明け早々咲きだしそうな気配を感じる。
針の木岳の稜線に今年も雪男が現れた。
公の雪形と違ってプライベートな雪形である、他所からは多分見えないだろう。
もしかしたら、大勢の人が気づいているのかもしれない。
もう少し雪が積もれば、アルプスのアイスマンのように埋もれてしまうだろう。
チガヤ 草紅葉
境内の木材置き場に造られたスズメバチの巣
材木の隙間に横に長く伸びていた 全容は不明
暖冬と喜んでいたら、スキー場では気のもめる日々を送っていたようだ。
昨日平地には降らなかったけれど、山付きには適度に降ったようだ。
新雪をまとった山岳は綺麗だ。
早朝雲のカーテンが上がる、
これぞ新雪
猫じゃらし ドライフラワー
小さな沢筋の小さな扇状地に小さな畑が何枚か重なっている。
小さな一枚一枚は石垣を積み上げて、耕地を少しでもく使う工夫が施されている。
誰がいつ積み上げたものなだろう、私も遊び半分に小さな石積みをしたことがあるから、その大変さは解るつもりだ。
保守されることもなく、崩れるままに放置され、いずれは土に埋もれるだろう。