常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

高齢者クラブ(秋葉会)新年会

2014年01月31日 | 秋葉会(高齢者クラブ)

窓際に白い デンドロビウムが咲いて 安堵の息をした

 雪煙とカラス 

晴天だけれど、風が冬木立を鳴らしている。

常念は終日雪煙が上がっていた。

近所の畑で餌を漁ったカラスが帰っていった。

午後の日差し

高齢者クラブの新年会が開催された。

今更新年会という時期ではないけれど、諸般の事情で延び延びになってしまった。

旧暦では、今日が元旦ということで、なんとか辻褄を合わせた。

冬季の運動不足解消のためのストレッチを行って、正月らしく、ご当地カルタを楽しんだ。

カルタは公民館事業で作成され、産業、景色、風土、行事等が読み込まれ、絵札は絵手紙会の方々の力作が揃っている。

公民館の窓から差し込む日差しが暑く、たまらずにカーテンを引いた。

 

 

 

 

 

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次の時代に残すために

2014年01月29日 | 来し方

 少し落ち着いた感じの針木岳

町会歴史研究会の末席に加えてもらっている。

時間が昔より早い速度で過ぎ去って行く、その時代に存在した者がその時々の事柄を書き留めておくことが必要ではないかということになった。

町会でも大正・昭和を知る人が急速に減って、その人が生きた時代の歴史がある日忽然と消えて行く。

ことは急がなければならない、まず町内の様々な分野の消えた歴史を掘り起こし小冊子にまとめることになった。

その1・紙漉きについて

山沿いの道を歩くと、山裾に広がる荒畑の土手斜面に、楮(こうぞ)や梶(かじ)の落葉低木を見ることがある。

これらの潅木はかつて自家用和紙の原料として栽培されていたものが野生化したと思われる。

昭和初期まで集落には副業として紙を漉く家があり、刈り取った楮を和紙に加工してもらうことができた。

ここでは〇〇さんの先代が、土間に紙漉機を据えて、農家から集まった楮を原料に、質の良い障子紙を漉いていた。

 

幾多の工程を経て作られる障子紙は厚く強靭で、その優れた断熱性は、障子一枚で冬の外気を遮断できた。

その時代を生きた人達の自給力は旺盛で、衣食住や光熱の多くを自給で賄っていた。

 

 

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三寒四温

2014年01月28日 | 季節の便り

市街地の高層建築はほとんどがマンション。

その高層マンションに夕日が反射する。

 

雪の針木岳も蓮華岳も夕日を跳ね返している。

 

 

 

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交通安全講話会

2014年01月27日 | 季節の便り

放射冷却で凍てつく朝の常念

 

雪割草の新しい花 

 

ギンギアナム

昨夜交通安全協会の集まりがあって、惣社交番の菅沼所長さんから身近な交通安全講話を拝聴した。

ベテランらしい良い講話であった。

所轄管内の人身事故では高齢者の比率が極めて高いという。

喜寿を迎える者として思い当たることは沢山あった。

何があっても慌てないこと、何があってもスピードを出さないこと、何があってもよく見ることを、いつも心がけることを肝に命じた。

終了後親睦会があり久しぶりに旧交を温めた。

 

 

 

 

 

 

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安曇野に架かる虹

2014年01月26日 | 季節の便り

朝方季節を先取りしたように雨が降っった

城山の向こうは安曇野だ

安曇野に淡い七色の虹が出た

窓際のミニブロッコリー

 

午後になって冷たい風に変わった。

 

 

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暖かい日

2014年01月25日 | 季節の便り

寒中に珍しく10度まで気温が上がって根雪が溶けて流れた。

郵便配達さんの赤いバイクが軽快な音を立てて窓の下を通る。

根雪の下から鮮やかな万年青

陽気に誘われて外に出る、野菜畑に無数の鹿の足跡があった。

畑はまだ雪原、雪が溶け土がみえるところがある、近づいてみると昨年取り残した未熟な白菜が掘り出され綺麗に食べられていた。

鹿はどこから来てどこへ行ったのだろう。

 

 

 

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常念

2014年01月24日 | 季節の便り

張り詰めた冷気を通して山の夜明けが始まる

気温マイナス7° 山頂の一点が赤く染まる  槍ヶ岳 常念主峰 横通岳

広がるモルゲンロート

朝焼けの連山

あくまで青い空 午後の日差が作る陰影に、山容が一段と立体感を醸し出す。

この頃新雪は、空の青を吸収したように青色に変わる

午後4時 傾いた太陽が送る斜光を受けて、山の表情は一変する。

夕焼け飛行機 暮れかかる空を南西に向かって、上海行の飛行機が、燃えるような飛行機雲を引いて飛ぶ

夜の帳が下りて 街の灯が瞬く

 

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雪割草と雪割の仕掛け

2014年01月23日 | 季節の便り

春一番 室内の雪割草が咲いた

雪国で「雪割り」という仕掛けを見てきた。

「雪割り」とは屋根の天辺を鋭角に仕上げることで、ある程度積もった雪が左右に崩れ、それが引き金となって積もった雪が滑り落ちる。

 

融雪散水

敷設したパイプから温かい地下水を路面に流し融雪する、しかし もし松本でこのシステムを使ったら、路面はスケートリンクになるだろう。

 

電線着雪防止螺旋

春先の湿った雪が電線に付着し、その重さで電線が切れることがあり、特に何本かの電線を束ねた通信ケーブルに被害が多かった。

通信線に螺旋状にワイヤーを巻くことによって、着雪が完全に防止できることが偶然発見された。

私が思うに、これも雪割りである。 

この仕掛けは松本でも見ることがあるけれど、同行した福島貴和さんから教えていただくまで、着雪防止のためとは知らなかった。

 

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信州秋山郷

2014年01月22日 | 季節の便り

豪雪の飯山線案内 (松本-長野-飯山- 森宮野原-秋山郷

 

外人さんにも人気

 

秘境信州秋山郷 「牧之(ぼくし)の宿」

鈴木牧之は「北越雪譜」で知られる江戸時代後期の越後の文人。

牧之は秋山郷を「桃源郷」と称し「秋山記行」を著して、美しい自然と独自の生活文化を初めて世に紹介しました。

(長野県栄村 のよさの里 より抜粋)

 

カンジキをつけて雪原遊歩へ

遊雪の始まり

 

雪の白樺並木

 

2メートルの積雪上をミズスマシのようにスイスイ?と思いきや!!

積雪の下に空洞があったらしいく、突然パウダースノーの中に胸まで落ち込んだ。

慌てて這い上がろうと、もがいたけれど手応えがない、まるで蟻地獄だ、両手で泳ぐように雪をかき分けてなんとか浮上した。

全身雪まみれの生還 

宿舎には七軒の分家があって、雪囲いされた長く渡り廊下でつながれていた。

我々は助左衛門邸に陣取った。

43度のピリピリするような源泉かけ流し温泉に浸り、特産料理(岩魚 山菜 等)に、特別仕込みのどぶろくを美味しく飲んだ。

 

 

帰途 ラッセル車に遭遇

ラッセル車の運転台

 

 

 

 

 

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大寒

2014年01月20日 | 季節の便り

 大寒入り

 琵琶の花房 つぼみは硬い

マンゴーの新芽伸びる  少し寒さに慣れたらしい

ボケの枝に目白のおやつを置いた、 メジロが飛来した形跡なし

明日から二日をかけて県下随一の豪雪地である栄村秋山郷に行くことになった。

秋山郷の積雪は現時点で1.8メートルあり、最大5メートルに達するという。

雪原を歩き、河原に湧出する温泉を掘ってプライベートな露天風呂を造るなど豪華な内容である。

 

 

 

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