唐松の林

あの当時（５０年ほど昔）林業は有望な産業であった。
そして成長の早い唐松（落葉松）を競って植林した。しかし伐採の適齢になっても唐松は売れないという。
私は広葉樹の林が好きだ。
その次に唐松の林がいい。
落葉松の芽吹きの軽やかさ、黄葉の荘厳さ、四季を通して心を癒してくれる。
今の時期、唐松はぐっと力を蓄えて、踏ん張っている、それが梢の先端まで満ち満ちている。

今朝の常念

常念から吹き降ろす風はまだ冷たい
転勤や異動の季節、役所の市民課窓口は朝から混雑している。
冷気にめげず、
緑が日ましに濃くなって、松本城の堀端のサクラのつぼみが動き始めた

ハコベ咲く

踏みつけても呵責の残らないほど小さな花である。
しかしルーペで見るとその美しさに驚愕する。
春雨に濡れて一層はかなげだ。
ところがその繁茂力は旺盛で、日曜菜園の敵役でもある。

アズマイチゲ 春風に誘われて

アズマイチゲが１輪２輪と咲き始めた
信州では待ち望まれている開花である
今年もようやく咲いたという実感

こんにちわ赤ちゃん

この時期の寒波を寒の戻りという。
しかしここ三日ばかリの寒波は猛烈を極めた。
それでも　彼岸過ぎれば風暖かし、木々の蕾の太り出す
椎茸のホダ木に椎茸の赤ちゃんが・・・・・
１週間して　美味い醤油を少したらして、直火で焼く香りと味は逸品

ミンクのコートを着た貴婦人

ミンクのコートを脱げば、純白のイブニングドレス
もうすぐ白木蓮が咲く

雨と雪の境界

毎年今ごろ季節外れの大雪に見舞われることがある。
昨夜もそんな気圧配置だった。
ただ少しだけ気温が高かったので雪と雨の境界が目に前に現れた。

明日の予報は雨

昨日（３月２１日）常念の夕焼、今日は昼頃から強い雨
天気予報は、降り始める時間を予報し、的中した。　
昔　観天望気という言葉があって古老は、山にかかる雲、夕焼と朝焼け、遠山の見え方等から明日の天気を正確に予想したと言う。
昨日の夕焼常念も、今日の雨を予測する兆しがどこかに隠されているのかも知れない。

梅一輪

梅１輪ほどの暖かさ

地上の星見つけた

日当たりの良い南向きの斜面に一面に咲き出した。
瑠璃色の小さな花だけれど、この開花を見ると何故かホッとする。
長い冬が終わることへの賛歌かもしれない。
そんな意味から、別の呼び名をつけたいと思う。