いつもの場所にホタルブクロを見に出かけた。
残念ながらその場所から無くなっていた、自然に絶えたか、掘り取られたのだろう。
その姿が、山野草として好まれ、持ち去られることもあるらしい。
それこそ昔は、土手が紫色で埋め尽くされるほど咲いていたものだ。
そのころ梅雨時の花であるから「雨降り花」と呼んで、むやみに取ると雨が降る言い伝えられていた。
昨日 近くの耕作放棄した畑の土手に、ホタルブクロの群落を見つけて胸を熱くした。
一株を丁寧に採集して庭先に移植した、言い伝えがてきめんに当たり、降り始めた梅雨の雨に濡れている。