常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

大イチョウ伐採

2010年11月30日 | 季節の便り

昨日大粒な銀杏を実らせてくれたイチョウを伐採した。

 切り倒してその大きさに驚いた、根元の直径は40センチを優に越えて成長していた。

このイチョウは銀杏からの実生である、切り株の年輪はざっと40年を数えた。

夏に茂る厚い葉が暑さをさえぎり、火災時に類焼から家を守ると聞いた、寺社にイチョウが多いのはそのためだという。

晩秋 まばゆいばかりの黄葉が遠くから我が家の存在を誇示し、グーグルアースでもその雄姿を確認できた。

味の良い大粒な銀杏は我が家ばかりか近隣の食卓までを広く賑わした。

しかし 最近になって際限なく成長し続ける生命力に不安を感じ始めた、隣家への落葉洪水と雨樋への堆積である。

落葉期には清掃範囲が格段に広がった。

その上、伸び放題の枝が生活圏への侵略を開始し、枝下ろしが毎年の行事となり、高齢者の個人管理の範疇を越えた。

今年は銀杏が不作だったこともあり、家族と相談してついに決断した。

一抹の寂しさは残る。

 

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秋野菜取り入れ

2010年11月29日 | 季節の便り

霜がれピーマン 

大根と野沢菜と葱の取り入れをした。

野菜畑は霜に叩かれて無残に枯れたピーマン、トマト、茄子の木を抜いて整地した

取り入れた葱を保管し、野沢菜漬けの下ごしらえをするためにビニールハウス中の片付けも大切な作業である

ビニールハウスの中は初夏の気候で、漬け物の下ごしらえ等の軽作業にはうってつけである。

整理作業中に何か堅い物が足の上に落ちて痛みを感じた、しかし痛みは一時的であり気にも留めずに作業を続けた。

午前中で農作業を切り上げ風呂に入り、テレビのお宝拝見を見ながら昼食を済ませ、アジア賞審査会に出かけた。

その間ずっと靴で圧迫された左拇指付け根ねに痛みを感じていた。

審査会が終わって家に帰り、靴下を脱ぐと内出血で赤紫色に拇指が現れて吃驚した。

痛みは大したこともないのでシップ薬を張った、骨折が無くて良かった。

 

 

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砂漠化

2010年11月28日 | 季節の便り

京都伏見寺田屋

今月京都に行った時 時期外れの黄沙の洗礼を受けてきた。

ワイズメンスクラブ主催アジア留学生作文コンテストの最優秀作品は内モンゴル留学生が書いた「あの時はもう帰らない」と決まった。

「愛馬ガンガンハラにまたがって果てしない草原を走った少年時代を回想し、『私はもう子供のころに戻れません』故郷の自然も私の小さな頃の自然に戻りません、

あの美しい草原は近年砂漠化がすすんで動物も人間も平和に穏やかに暮らすことはできなくなったいます」

砂漠化の影響は日本にも及んでいます、風に乗って運ばれる黄沙です。

砂漠化になるメカニズムは簡単です、漢民族による草原の急激な農業開発ににより草原は縮小の一途をたどっています。

放牧民は狭められた草原で、沢山の家畜を養わなくてはなりません、このような過放牧で牧草は食べつくされ再生することもなく砂漠になります。

一度砂漠化した土地は自然に復元することはありません。

環境を壊して、人類はいくら高度な発展を成し遂げても意味のないことだと思います。

全世界で協力しこの星を大事にして、守っていくことを心から願っています。(要約)

 

 

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アザミが空を飛ぶ日

2010年11月27日 | 季節の便り

 

乾燥した風が吹いて逆光の中にアザミの種が空を飛ぶ。

気の置けない遠来の客人を迎えていささか気疲れした。

 

 

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枇杷の木の枇杷の蕾

2010年11月26日 | 季節の便り

 

暖かい日が続くとつい気が緩んで仕舞う。

今年の残り日数を数えて気を引き締めている。

枇杷の木に枇杷の蕾がびっしり付いて師走の足音が聞こえて来た。

 

葉が落ちた林を散策して「冬芽の顔」に出あいましょうと朝のラジオで呼び掛けていた。

鬼胡桃、葛、紫陽花、石楠花それぞれにユニークな顔が楽しめるという。

 

 

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才能教育研究会スズキメソード

2010年11月25日 | 季節の便り

 

全世界で40万人の生徒を数えるスズキメソード音楽教室の本部は松本市にある。

来年6月松本で開催される「ワイズメンズクラブ国際協会東日本区大会」セレモニーへの出演交渉のため「社団法人 才能教育研究会スズキメソード本部」を訪問した。

小沢オペラの殿堂松本市民芸術館に隣接する本部玄関を入ると、廊下いっぱいにバイオリンの音色がさえずる様に聞こえて来た。

松本に住みながら門外漢は、世界的に著名な社団法人が松本に存在ことすら知らなかったのである。

恐る恐る切り出した申し出に快く対応していただき、的確なアドバイスまで頂戴した。

クラブ内で詳細を詰め、文書で出演依頼を提出すれば課題の一つは解決する。

                                                                             

 

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隣組 蕎麦会

2010年11月24日 | 季節の便り

隣組5軒が集う恒例の蕎麦会が開催された。

団体職員、運輸会社、医薬品、医療器機など様々な職業人の集まりであるが、昔は農業主体の家系であった。

そんな連帯感からまとまりは良い。

 具材はスーパーから調達したが、メインの大根は我が家の作品である。

前夜の雨に鮮やかさを増した大根畑に出向いて収穫するのは私の役割である。

抜き取った大根を沢の冷たい水で洗う、目の覚める様な白さが現れる

残り少ない雑木林の黄葉が輝きながら、一片々緑の葉の上に散り落ちた。

囲炉裏を囲んで特製のおでん鍋つつきながら懇談の後、組内の名人が打った新蕎麦を堪能した。

 

 

 

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昔馴染み

2010年11月23日 | 来し方

 

Sクリニックに水崎院長を訪ねた。

もう50年近く昔の事だけれど、水崎院長が信州大学基礎医学で研究に没頭されていた頃、周辺機器のメンテナンスでよくお邪魔したものだ。 しばらくして先生が基礎医学から私立病院に移られた事で私との接点は切れた。

現在Sクリニックの放射線機器更新にあたり、当社の担当者も活発に営業活動を展開している。

当社は現在使用しているT社の新製品を使用していただけるよう、メーカーと協力し、優位に進んでいたらしい。

ところが、以前故障時の対応に後れを取って、現場の技師さんには、T社に対する不信不安が根強く残っていた。

装置更新に当り、不信感が再燃した現場サイドからT社排斥の動きが出て、T社は競争指名からはづされかなない雲行きになった。

その形勢を立て直すために、水崎院長と古い付き合いがある私に声が掛かったのである。

 

 

 

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月に誘われて

2010年11月22日 | 季節の便り

11月21日の月

最近外で飲酒することはめっきり減った。

呑んでも短時間で切り上げるから深酒をしない、気候が良くて気が乗れば、約1時間の道のりをテクシー帰る。

先頃も会食が終わって外に出ると、この時期にしては暖かく、山間の月の出に誘われて歩き始めた。

大通りは歩かない、昔1部屋を借りて暮した家の当たりに見当をつけて、路地を抜けて、路地に入り、小さな三差路を右に折れた。

見覚えのあるイチイが形よく立って、その家はすぐわかったが既に建て替えられていた。

ここは松本でも有名な湧水地で、下宿の庭先に豊に湧き出る泉があって、流れた清水は路地を流れる小川に合流して流れた。

小川には梅花藻が茂って夏には白い上品な花が咲いた。

半世紀も昔の思いに浸りながら歩くのにふさわしい月夜であった。

 

 

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防災訓練

2010年11月21日 | 季節の便り

大地震が発生するしくみを今までに何回も聞いたけれどどよくわからない。

しかし大地震が発生する日が刻々と近づいているという科学的?なデータを示されると不安も募る。

今朝サイレンを合図に実施された防災訓練には住民の80%が参加した。

倒壊家屋から自動車用ジャッキを使った怪我人の救出や、毛布と竹竿を使った担架の作り方、三角布を使った救急法等、非常時に役立つだろうと思われた。

昼に女性部による豚汁と、非常備蓄されていたパンの缶詰とアルファ米のおにぎりを試食した。

非難食について参加者の多くは美味しいと言っていた。

 

 

 

 

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