常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

鹿と挨拶した人

2009年05月31日 | 季節の便り
膨らんできた枇杷の実

庭先の延長のような畑地の蕗が旬である。
雨の合間にかみさんが収穫に行った。
この時期の蕗は、適度にこくがあって、柔らかく魚や他の野菜との相性も良い。
成長適期の蕗を選んでいると、後ろで動物の気配がした ふり返るとそこに鹿がいたという。
畑地の足跡は何度も見た事はある、しかし 白昼飛び回る野生の鹿を見られる幸運はそんなにめぐってくるものではない。
残念 わが身の不運を嘆いた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオアマナ

2009年05月30日 | 季節の便り
オオアマナ

父はクロッカスといった、多分この界隈でオオアマナを最初に植えたのは父だったと思う園芸好きだった父は、稲や野菜より草花や花木に惹かれたらしく、秋になるとサカタ等種苗会社のカタログを手元に置いていつも眺めていた。
その時心引かれた逸品がこの花だったのだろう。
鼠算の4倍ぐらいの早さで分裂するから毎年株分けしないと窒息死してしまうかも知れない。
いつか丹念に株分けして広い範囲に植え付け、花の中で子供を写したことがある。
白黒写真が妙にこの花にマッチして娘達の表情も良かった数少ない傑作傑作だったと思っている。
もうその写真の事は子供達の記憶からも遠のいてしまったらしいけれど、私の心には残っている。
そうそう このオオアマナという正しい名前はブログの友から伝授された。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニシンの山椒漬けを

2009年05月29日 | 季節の便り
材料について
帰りにスーパーに寄って調達
ミガキニシンは昔のイメージと大違い、棒状でのこぎりで引かないと処理できない物を想像していたけれど、何のことはない一夜干しである。
日本酒安い方から二番目を迷わず籠に入れた、しかし山椒漬けのポイントは日本酒の質にあるのではないかと思うと、漬け終わった後で悔やんでいる。
山椒は庭先で10軒分くらいの量はいつでも間に合う。



会津マッチャンさんのレシピに従い、教えられたとおりの下ごしらえをして、ポリ容器にきっちり漬けこんだ。
1週間先が楽しみである。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鷺草の生育

2009年05月28日 | 季節の便り
鷺草

八王子からはるばる鷺草がやってきて五年程になる、すっかり水辺の常連になり、鉢数も増え、今年は生育もすこぶる順調に見える。
春先の植換えはもうマニュアルを見なくても出来るようになった。
六鉢の群生?であるどんな花姿の景色を見せてくれるのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野路

2009年05月27日 | 季節の便り
シャスターデージー

木々草々の成長の早さにびっくりする。
延びて,枝垂れて,野の道を覆い、雨上がりの歩きは川床を遡上するほどに濡れる。
若葉にたまる水玉の重さに耐えかねた若木は、緑のトンネルを低くして、触ろうものなら一気にバケツの水をぶちまける。
今年は程よく雨が降って、地球は元気一杯である。
縄張りを見回る雄雉の姿は、デージーの花に隠れて、鳴声だけが聞こえてくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四十雀 巣立ち

2009年05月26日 | 季節の便り
ヤマホウシの雛

ついにその日が来たのだけれど、折角のセレモニーは気付かないうちに終わっていたらしい。
昼ごろ帰宅したかみさんが、木立の間で激しく鳴き交わす四十雀の一家に気づいた時は既に遅かった。
咄嗟に携帯カメラで撮影したのだが、一羽づつ巣穴を飛び立つ決定的な瞬間は見ることができなかったらしい。
液晶モニターには、確かに嘴にあどけない色が残る雛鳥が何羽か写っている。
残念ながら取扱い技術未熟からブログへのUPは後日に譲る。
代わりにまだ青いヤマボウシのヒナをUPする。
一夜明けて、奥手の雛の巣立ちの瞬間を期待したが、雛鳥たちは陸上競技のように一斉に飛ぶ立つのだろう、二度と見ることはなかった。
残酷な事だけれど、弱い雛は待ち構えていたモズに捕まえられて、モズの一家に恵みをもたらす仕組みになっているという話を聞いた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虫山嵐

2009年05月25日 | 季節の便り
虫ヤマアラシ

テレビに写ったアフリカのヤマアラシと共通点があると一人合点している。
第一に顔つきが似ているし、針毛の先が白く光っているところなどそっくりだ。
毛虫は一般に嫌われものだけれど、写真で観察している限り無害である。
毛虫の中には有毒な毛を撒き散らす者がいて、年に1、2度、発疹とかゆみに悩まされることがある。
毛虫犯人という確証はないけれど、この姿を見れば見るほどそう思えてくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上田城址

2009年05月24日 | 季節の便り
真田石

所用で峠を越えて上田市に向った。
峠といっても現在はトンネルである。
寄り道して普段は通り過ぎるだけの上田城公園に立ち寄った。
町の真中に天守閣だけが聳える松本の城と違って、天守閣こそないものの、見事な構えである。

ユキノシタ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲の間の虹

2009年05月23日 | 常念100景
彩雲

予報によると週末に天候が崩れるという、スポットライトが廻るように、残雪の山並みを光と陰が激しく交錯する。
ひと時も留まらない雲の間に、一瞬オーロラのような虹色を見た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「モクシコ」とは何だ?

2009年05月22日 | 季節の便り
アカツメグサ

小さな管状の花びらを一つ引き抜いて、根元をチュッと吸うと甘い味がした。
アカツメクサは牧草として渡来し野生化したと聞いている。
一方「荷造りのパッキンとして詰められた、よって詰め草という」説もあるらしい
家で飼っていた家畜が好んで食べたから牧草説が多分有力だろうと思っている。
しからば「つめ」とは何かと詰問されると困る しかしながらアカツメクサもシロツメクサ(クロバー)もその管状花の形はなんとなく動物の爪を連想させる、だから「爪草」である。
それよりも どうしてもわからないのは子供のころ、この植物を「モクシコ」呼んでいた。一体全体「モクシコ」とはなんだ?????

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする