村の鎮守の社叢と本殿
鎮守の森が神々しく映える季節である。
茅葺の本殿はかなり貴重らしいが、もう限界だろう。
茅葺職人が激減し、技術継承が途絶えてしまった。
材料の茅を育てる茅場が森林化し、材料の入手が困難なこと、銅板葺きに比べ耐久性が低い等々
所属する小さな奉仕団体の、ささやかな支援事業「日本語アジア賞作文コンテスト」の募集が締め切られて、27編の力作が集まった。
「アジア賞」はアジア各国から信州大学と松本大学に留学する私費学生への支援事業として創設され、本年で第14回を数える。
今年も中国、韓国、ベトナム、モンゴル、台湾等アジア各国の学生から応募があった。
一読して、今年も応募者の日本語レベルは非常に高いと思った。
留学生の多くに共通する、アルバイトで生活を支えながら勉学に勤しむ姿と、そして文章に表現される真摯な生き方に共感を覚えた。