新緑の先に見える岩山は、標高2000メートル美ヶ原の西端王ケ鼻である。
なだらかな屋上のような高原は、ここから一気に切れ落ちる。
山腹に突如あらわれた花群はニセアカシヤだ、
爪楊枝ほどの幼木が徐々に勢力を拡大し、周りの弱い樹木を侵略して行き、森林の癌という専門家もいる。
この樹木の増殖力の強さは恐ろしいほどだ。あと100年したら全山白い花に覆われるかもしれない
平地より10日余り遅れて咲く。良質な蜂蜜源として養蜂家にとって理想的な花だろう。
雲の穴から漏れ出す光の束
スポットライトに光る街並み