マンサク

昨夜　名古屋は雨が降っていた。
中央道は恵那山トンネルを抜けると激しい雪に変わった。
朝　咲いたばかりのマンサクに淡雪が降り積もっていた。
立春七雪　立春を過ぎて７回雪が降らないと春は来ないという。
後何回マンサクは雪帽子をかぶることになるだろう

モルゲンロート バラ色に染まる朝

放射冷却で冷え込んだ朝は、大気の透明度が高く、研ぎ澄まされたガラスのようだ。
常念の色相が刻一刻と変化する。
一瞬　タイミングがずれて、バラ色が色あせた。

如月の花

気団が押合いながら少しづつ、春の陣地を広げてゆくのだという。
しかしまだ冬の勢力が強いことを実感する。
輝きを増した窓辺に春蘭が咲いた

立春を過ぎて

立春を過ぎて早朝の寒気は厳しさを増す。
「冬の水が春凍る」犀川の支流薄川の流水が、流れながら凍るのもこれからである。
しかし凛とした常念の冬姿に少しの潤いが感じられるように思われる。