朝日を受けて 常念 微笑む
アズマイチゲ全開
雪解け 始まる気配 針の木人面岩
オキザリス (セイヨウカタバミ)
美しいブルー 早春の青い空
オオイヌフクリ
梅の花(唱歌)
学校帰りに近道を 通ってくればどこからか
ほんのりにおう 梅の花
見ればちらほら枝先に においもきよく 咲き初めた
明るく白い 梅の花
こどものころに覚えや歌は忘れない。
この梅は寒風の中に凛と咲く健気な梅ではないだろう。
陽春3月に咲くホッとした梅である
21度に気温に蜜蜂も活動をはじめた 初お目見え
南米チリ産のワインが届いた。
ワンコインに満たない、驚くような価格である。
地球儀を回してチリ国を探した。
南半球南米大陸の太平洋側に、これでもかと思うほど細長く南極まで伸びている国であることを初めて認識した。
同じ地球上の国であってもチリ国は、私にとって月世界と同じである。いや月よりもっともっと遠い存在だ。
チリに四季があるのなら、今は秋だろう、ぶどうがたわわに実っている。
ワインを語る嗅覚も舌も持たないけれど、今まで味わったどのワインより神秘な味がした。
一位の樹陰に一華が、薄い赤紫の花茎を伸ばして、花と葉を広げた。
花弁に僅かに滲んだ薄紫のぼかしがなんとも初々しい
やがて 広がりきった葉が緑色に成長し、花は純白に色変わりする。
数あるスプリングエファメラルの名花の中で、この一華ほどゆかしい花を知らない。
秋葉神社
集落を見下ろす小山のいただきに 古ぼけた社が立っている。
その昔集落を焼きつくす大火が発生した。
住民は相計らいて、火防の神として名高い静岡秋葉神社より神様をお迎し、地に鎮座したという。
爾来300年にわたり、神々は集落の安寧をを見守り続けてきた。
秋葉山尾根に続く水番砦跡まで足を伸ばした。
戦国時代 沢水を取水し、等高線にそって信濃守護小笠原氏居城金華山城まで導水した。
砦は水路を管理し、あわせて敵国の侵入に備えたという
天文19年(1550)小笠原軍は塩尻峠の戦いで武田氏に敗れ、水番砦はその役割を終わった。
朝姿 常念 今日は暖かくなりそうな、朝の予感
雪中花 日陰に3月1日の雪が残っていた
アズマイチゲ が眠りから覚めて、枯葉を押し上げる
虫たちは、泥の中から這い出したのではないらしい。