松の間ブログ

HUMMER H1を中心に、松本家の行き当たりばったり人生備忘録。その名も「松の間ブログ」

新幹線(プラレール)走行不能修理

2016-03-01 00:03:37 | 松本家
S氏より緊急点検依頼が来た。
「新幹線が走らなくなった」とのこと。

S氏はパニックを起こす寸前だったため、
とりあえず落ち着くよう説得し、夕食後点検することで納得して貰った。

夕食後早速点検。
動かなくなったのは、新幹線MAX型。確かに、電池を新品にしても車輪が回らない。
ボディーを外し、車軸廻りを点検しても異物は確認できないため、
禁断のギヤボックス内を点検する事とした。

ギヤボックスは、誤って開けてしまわないよう、接着剤で封がしてある。
接着部にデザインナイフで切れ目を入れ、精密ドライバーで煽りながら、
ギヤボックスを開封する。

開封する際は、細心の注意を払う。
各種ピニオンギアの入っている順序を覚える必要がある上、
バネが入っていると、ギヤが飛び出し、紛失してしまうおそれもある。

開けてみると、意外と複雑。
新幹線型は、走行スピードを2段階調整が可能なため、ギヤの数も多い。

動かなくなった原因は、ギヤに塗布してあるグリスに、
埃や細い髪の毛やら、細かいゴミ等が絡まり、
モーターの始動トルクを奪っていたようだ。

パーツクリーナーと綿棒で、掃除し、
新しいグリスを薄く塗布(モリブデン系の高級なやつを塗布!)再度組付けを行う。

ギヤの順番は覚えているが、細かい上、バネもあるため、手が2本では足りない。
ピンセットや、精密ドライバーを使い分け、どうにか組み付け完了。
試運転し、正常運転を確認した。
コメント
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