自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ホッカイコガネ,秋の結実

2015-11-01 | ジャガイモ

ジャガイモは別名“二度芋”とも呼ばれます。一年に二度栽培できるという意味です。ところによっては,三度つくる例があるようです。もちろん,そこでの別名は“三度芋”です。

わたしが子どもの頃,父は年によってはこの言葉どおり二度栽培していました。それで,“二度芋”といういい方には慣れて育ちました。

わたしも,一度やってみようと思い,今秋ジャガイモを植えました。種イモは今夏収穫したアンデスレッド。今,結構育っています。収穫をたのしみにしているところです。

本題に入ります。

ジャガイモを掘ったあと,地中に掘り残しのイモが残り,それが出芽して育つことがよくあります。この場合のイモは,ずいぶん小さなイモなのですが。出芽したままにしておくと,茎が伸びて葉をたくさん付けます。

今秋もまた,畑のあちこちでこの光景が出現しました。

それらはすべて抜き去ったのですが,ホッカイコガネ一株についてはそのままにしておきました。理由は簡単です。ホッカイコガネも一年に二度栽培できるのか,秋も実が生るのか,とても知りたかったからです。


結果が見えてきました。二度栽培できるし,実も生るのです。地中のイモは,夏と比べると当然小さいでしょう。実も,気候の関係から夏のそれほど充実してはいません。それにしても,結実率100%というホッカイコガネらしさが際立っています。


このままにしておいて,ホッカイコガネがどこまで育つか,見守ってみます。霜が降りたときがゴールです。