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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋の“虫の目”写真(9)

2015-11-19 | 随想

セイタカアワダチソウには,このほか,いくつかの昆虫が訪れていました。

いちばん目立ったのはツマグロキンバエ。なかには,一房の花に10匹も! なかまをちゃんと認識しているようで,なかまが懸命に吸蜜しているときは自分も同じように,危険を察知したら一斉に飛び上がる,そんな感じです。写真から,のどかな雰囲気が伝わればいいのですが。


ツマグロキンバエが群れているところに,やって来ていたのはツチバチのなかま。からだは剛毛で覆われています。しかし,先客のキンバエたちは恐れることなく,遠慮することなく,ごくふつうの様子。なかよく同居しているって感じです。


遥か上空を,ジェット機が雲を残して消えていきました。

自然は足元に開けています。 ちょっと扉を開けば,思いのほかゆたかに広がっていることが理解できます。観察者のゆとりが,ゆたかさを写しとる鏡になります。