3月2日(木)。
はりまるは,近年,神戸大学附属農場で育種された品種です。結実する確率が高いということで,昨年度,農場でイモをいただき,試みにプランター栽培をしていました。結果は芳しくありませんでした。思うほど生長せず,結実までには至らなかったのです。がっかりというところ。イモは大したことなかろうと思い,掘り上げずそのままにしていました。
そして今日,掘り返すと下写真のイモが出て来ました。小粒ながら,プランター2つに植えていたので,左右に置いたイモができていたというわけです。球形をしているのが特徴です。大きなものは40gあります。寒い冬を乗り切ったのは立派。
よく見ると,目の部分がほのかに赤味がかっています。これはこの品種ならではの特徴です。
このイモを見て,チャレンジごころが湧いていました。目標は,再び栽培して是非とも結実する様子を観察したいというもの。さっそくプランターに植えました。2つのプランターに2個ずつです。昨年の失敗の経験を生かしてしっかり育てようと決意しています。
ホッカイコガネとともに観察をするのがたのしみです。息の長い話!