自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

地域ミュージアムで考える(53)

2017-03-11 | 随想

続き話です。

拡大した地図の原図を立体に載せ,カーボン紙を挟んで写し取っていきます。 

 
経線を15度おきに引きました。


赤道を色付け。 


陸地を緑色に着色。辺の部分を丁寧に仕上げていきます。どうしてもズレが生じているので,微調整がいるのです。 

 
日本を白に。経線については極細マジックで表示しました。


これで出来上がりです。サイズは赤道(下底)一辺25cm,上底一辺12.5cm,立体全体の高さ30cm。取りかかってから10日以上経っています。これだけに集中しているわけではありませんが,時間がたっぷりかかりました。 見た人が「これ,どうやってつくったのかなあ」と想像したくなれば,作品づくりは大当たりということになります。さて,どうでしょうか。