自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

カワヅザクラ,開花(続)

2017-03-29 | 

カワヅザクラが散りかけたので,大急ぎで虫の観察に。

その前に虫の目になって,サクラの花を見回しました。ここで。 


そこで。 


あっちで。 


それが終わると,虫探し。でも,なかなかいません。「いた!」。目に飛び込んできたので,よく見ると,ユスリカの死骸。この花が目的で訪れたのでしょうか。 

 
どんどん探していきました。「いた!」。かろうじて見つかりました。今度は別種のユスリカです。なんだかマンサクの例に似通っています。

 
同じ種のユスリカがいました。触角からメスとわかります。これがサクラをめがけてやって来たのか,それは定かではありません。

 
先日見かけた昆虫がいました。からだには花粉と思われる粉がたくさん付着していました。たぶん,サクラのそれでしょう。動きから見ると,送粉に貢献していると思われます。



たくさんの花が咲いているのに,それに見合うだけの昆虫はいそうにありません。昆虫を襲うはずのクモをただの一匹も見かけませんでした。クモの巣もありません。やはり鳥が主なる送粉者なのでしょうか。ソメイヨシノでも確認しておこうと思っています。