収穫間近の稲田。穂が頭を垂れ,昨夜来の雨が水滴になって残っています。ウォーキングをしているときに目にとまり,水玉を通して向こうの景色を見てみました。
葉の表面はU字の断面をしているので,そのままでは景色は映りません。それで水玉が落ちないように,そして浮かすようにして眺めました。稲穂がちゃんと見えたー!
近くの実がこんなに大きく見えます。水玉と葉の接触面で,空気の層が白く輝いています。つまり,空気があるので水が弾かれているのです。
台風の被害もなく,実りゆたかな風景です。
横たわった茎から水滴が垂れ下がっていました。逆立ちした稲穂が頭を垂れる様子に趣きがあります。
水滴が茎と葉の間につながってありました。そこにも実りの風景が広がっていました。
秋は静かです。充実した実りがあちこちにあります。それはこんな水玉にも包み込まれています。いい風景です。